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【かぐや姫の嘆き】意味や読み方を解説!反語や敬語の方向(敬意の対象)について

そのため(これからかぐや姫が帰った後)恋しく感じることは耐え難かったので、湯水を飲むこともできず(翁と)同じ気持ちで嘆きました。

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「かぐや姫の嘆き」の敬語

「かぐや姫の嘆き」は敬語が入り組んでいてすこし分かりづらい点があります。

しかし敬語の方向はあらかじめルールが決まっています。

このルールを理解して上で読んでいけば、主語がなくても誰のことを言っているのかが分かりますよ。

↓具体的には以下の3点を理解してから読むようにしてみてください。

「かぐや姫の嘆き」はこの3つのルールを理解してから読もう!


  • ①相手から見たかぐや姫の動作は尊敬語
  • ②謙譲語は複数人の動作を表している
  • ③登場人物と上下関係を整理しよう

それぞれの内容について、くわしく解説いたします。

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①相手から見たかぐや姫の動作は尊敬語

翁や一部の地の文(セリフ以外の文章)が指すかぐや姫の動作は、尊敬語が使われています。

たとえば、原文の「かぐや姫いといたく泣きたまふ」は「かぐや姫はひどく泣いておいでです」という意味です。

この「たまふ」というのが尊敬語にあたります。

翁のセリフにある「なでふことのたまふぞ」の「のたまふ」は、「言う」の尊敬語です。

基本的な敬語の方向として、文中の尊敬語はかぐや姫の動作を指しています。

ただし、かぐや姫が「心惑ひしたまはむ」という尊敬語が混じったセリフがあります。

これは例外的に翁とおばあさんのことを指しているので注意しましょう。

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②謙譲語は複数人の動作を表している

謙譲語は、かぐや姫と翁のセリフにあります。

これはどちらも、セリフを言っている本人の動作を指しています。

謙虚さを大事にする日本語は、天皇でない限り自分の行動は謙譲語で言い表すものです。

たとえばかぐや姫のセリフ「さきざきも申さむと思ひしかども」の「申す」は、「言う」の謙譲語になります。

「申す」のはかぐや姫自身ですよね。

もう一つ、かぐや姫のセリフで「まうで来たりける」とありますが、この「まうで来」も「来る」の謙譲語です。

文中にもありますが、やってくるのは月の都の人々になります。

かぐや姫と翁のセリフにある謙譲語は、基本的に自分の動作です。

時折月の都の人々を指していることのあるので、注意しましょう。

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③登場人物と上下関係を整理しよう

「かぐや姫の嘆き」に登場する人物は、かぐや姫と翁、最後に出てくる召使いの人々です。

謙譲語の対象としては、月の都の人々もいます。

地の文でもセリフでも敬語が使われているのは、かぐや姫だけです。

つまりこの場面で一番上の位置にいるのは、かぐや姫ということになります。

かぐや姫のセリフ以外に登場する尊敬語の対象は、かぐや姫を指していると考えると分かりやすいでしょう。

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「かぐや姫の嘆き」に関する問題と解答

敬語の解説をしたので、軽く力試しをしてみましょう。

敬語の方向と対象の他、おまけに反語に関する問題なども出題される可能性があります。

↓以下のような問題が出題されたと仮定して、解答と解説を紹介します。

「かぐや姫の嘆き」問題例


  • 問題①「必ず心惑ひしたまはむ」の対象を答えなさい。
  • 問題②「何人か迎え聞こえむ」に含まれた謙譲語を抜き出して終止形にし、続いて対象を答えなさい。
  • 問題③「かく久しく遊び聞こえて、ならひ奉れり」の動作の対象を答えなさい。
  • 問題④「まさに許さむや。」を現代語訳せよ。反語がある場合は()に入れて記すこと。
  • 問⑤「たち別れなむことを」にかかる1文節を答えなさい。

以下、各問題の解答解説を順番に見ていきましょう。

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問題①の解答:「必ず心惑ひしたまはむ」の対象を答えなさい

答えは「翁(とその妻)」または「親ども」です。

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