社会人に役立つ豆知識をこまめに更新中!

CoMaMe




Sponsored Links

学生生活

卒論構成マニュアル【文系編】具体的な方法と注意点を紹介!

卒論 構成

(文系の大学生の方向けに、卒論の「構成」の作り方を解説します)

大学卒業のための卒論を執筆する際には、まずは「構成」を考えるところから始めましょう。

構成というのは、簡単に言えば「卒論全体の骨組み」のことです。

まずはしっかりと骨組みを考え、その骨組みに肉付けをしていく(本文を書いていく)という形で作業を進めていくと、スムーズに卒論を書き上げることができますよ。

↓卒論の構成は、次のようなものがオーソドックスです。

卒論の基本構成

  • 目次
  • 本文①:序論
  • 本文②:本論
  • 本文③:結論
  • 参考文献その他

これがいわゆる「テンプレ」ですが、状況や内容に合わせて修正しても構いません。

今回は上の基本パターンにしたがって、卒論構成の具体的な作り方と、作成にあたって注意しておくべき点を解説します。

なお、文系の大学生の方を読者として想定していますのでご了承ください。

Sponsored Links

目次の書き方

卒論 構成

(卒論の構成は「どこで何を書くべきか」を決める作業です)

まずは目次です。

書いたものは論文として外部に公開されるので、当然何についてどこに書かれているかがすぐに分かる目次を作成する必要があります。

注意すべき点は章、セクションをわかりやすくすることです。

第1章、第2章……と章立てし、そのあとに1.1○○、1.2.1○○、1.2.2○○、1.3○○と続ける、といった具合に自分で法則性をつけて目次を作成しましょう。

本文①:序論

本文の最初に書くのが序論、いわゆる「はじめに」に当たる導入の文章です。

主に研究の背景、目的や方法について記述します。

それぞれの項目において根拠のある記述が求められます。

研究の背景

なぜ自分がこの研究をしようと思ったのか、その研究をすることでどんな意義があるのかを記述します。

この際に注意すべき点は先行研究を元にした記述を作成することです。

卒業研究をするときには多くの論文を読むかと思います。

そのときに先行研究ではどのようなことが述べられていたか、どのようなことが分かっていなかったか、そしてそれを参考としてなぜそれを研究するに至ったかを記述します。

先行研究によって明らかにされているものと、これから自分が明らかにしていくものとの区別を明確につけましょう。

研究の目的

具体的にその卒業研究で目指すべきことは何か(ゴールは何か)を記述します。

その際に自分がその研究をすることによってどう役立つのか述べられると良いでしょう。

今から「これについて述べる」ということを明確に示しておきます。

Sponsored Links

本文②:本論

序論を作成したらいよいよ肝である本論を作成します。

本論の基本的な章立ては方法、結果、考察の三本立てです。

それぞれ詳しく説明します。

方法

自分が立てた課題に対してどのようなアプローチで研究していくかを記述します。

どのような方法で研究を行うのか、そのプロセスを詳細に述べます。

ここでも先ほど記述した先行研究から参考にした点、相違する点を詳しく示すと説得力が増します。

具体的にどのように資料やデータを集め、結論を導き出すときにはどのような手法を用いるのか、誰もが再現できるように方法を書くことが大切です。

ひとえに調査と言っても資料を集めるものからインタビュー、アンケート、実験など多岐にわたります。

複数の種類の調査を組み合わせながら、説得力のある記述ができるようにしましょう。

結果

方法で書いた結果を元に結果を記述します。

卒論は客観的な文章であることが求められるので「こう思った」とこじつけるのではなく、あくまでも自分が立てた方法に則ったプロセスで得られた結果を記述していくようにしましょう。

考察

考察、と聞くと意見を書くもの、と考えがちですが、卒論では主観を排除した客観的な考察を書かなくてはなりません。

筋が通り、誰が見ても納得できるような考察をする必要があります。

必ず結論から得られたことを客観的に見て考察を記述しましょう。

Sponsored Links

本文③:結論

本文の最後に結論、つまり「おわりに」に当たる文章を記述します。

ここでは今まで書いてきたことや今回の研究で分かったことを反省的に、包括的にまとめます。

またその際には今回の調査では○○ができなかった、といったような限界を記述するようにすると良いでしょう。

そうすることによって今後にどのような研究ができるか、という締めくくりができ、締まりのある文章ができます。

参考文献その他

卒論の最後のページに付録的につけられるのが謝辞、注釈、参考、引用文献の一覧です。

公開されて今後誰か別の人の論文の参考にされる可能性あるので、どのような調査を行ったかの追跡ができるようにする必要があります。

謝辞

まずは謝辞、つまりお礼の文章です。

調査をするに当たってインタビューやアンケートなどを行うことがあるかと思います。

個人が特定できる場合は個人名まで記述し、不特定多数の場合はどのような集団かを示した上で謝辞を述べます。

注釈

本文の内容を補足的に示す内容です。

卒論のジャンルによっては本文に埋め込む形で注釈をつけるものもあります。

参考、引用文献の一覧

文献の表記は正確に行いましょう。

書籍、論文や雑誌、ウェブページなどで表記の仕方が異なります。

誰が見ても追跡ができるように正確に記述します。

Sponsored Links

卒論構成を作るときのその他の注意点

卒論の構成を作るに当たって注意事項がいくつかあります。

これらを意識しないと、執筆するときに論理が破綻し、場合によってはその論文が無効になる可能性さえあります。

以下のことに留意して進めましょう。

設計図が重要

卒論の基本は頭から順番に書くのではなく、まんべんなく「肉付け作業」をしていくと考えてください。

これは一つの論文の中で論理の破綻を起こさずにまとまりのよい文章を書くためです。

そのためにまず全体構成をし、次に各項目の概略を簡単に書き出す、というように考えてください。

そのため、最初の構成、すなわち設計図をいかに作るかが重要になってきます。

構成ができた後は?

構成ができあがったら徐々に「肉付け」を行っていきます。

それぞれの項目に小見出しを作成しその小見出しごとに何を述べていくかを書き出していきます。

その大枠が決まったら徐々に具体的な文章をつけていきましょう。

書きやすいところから書く、でいい?

基本的には書きやすいところから書いていく、という方針で問題ありません。

論理展開が必要となるような序論の部分は全体が見えてこないと書きづらい事が多いです。

その反面本論の方法のようなプロセスを書いていく部分は事実を綴れば問題ありません。

全体が完成に向かうほど序論のような大枠の部分が書きやすくなってきます。

推敲と修正

ある程度書き上がったら推敲と修正を行いましょう。

誤字脱字の確認はもちろん、日本語の言い回しの間違いも声に出しながら読んでいくと多く見つかります。

そして、一番気をつけたいのが論に展開です。

読み手に論理展開をスムーズに伝えるか、それによって論文の質が決まると言っても過言ではありません。

自分の考えと、他者の考えは分けないと剽窃(犯罪)になる

論文を執筆するに当たって多くの資料を参照するかと思います。

そのときは必ずどの記述が自分の意見でどの意見が他者の意見なのかを明確に区別しましょう。

表記のない引用は剽窃(犯罪)です。

多くの資料を参照し、明確に区別、記述すれば質の高い文章を書くことは可能です。

書いてきた論文が無効なものにならないよう細心の注意を払ってください。

Sponsored Links

まとめ

今回は、卒論を作成するにあたってまず行う「構成の作成作業」の進め方について解説いたしました。

構成は卒論全体の骨組みにあたる重要なものです。

構成があいまいな状態で本文を書き始めてしまうと、どこで何を書いているのかがわからない文章になってしまいますから、注意しておきましょう。




Sponsored Links

-学生生活

Copyright© CoMaMe , 2019 All Rights Reserved.