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哲学の話

水平思考とは?垂直思考との違いや問題例を解説(簡単〜難問)

水平思考とは

(水平思考の意味とは?具体的な例をあげながら簡単にわかりやすく解説します)

水平思考(ラテラルシンキング)とは、物事を1つの視点ではなく、いろんな視点で考えることをいいます。

水平思考は、マルタ共和国という国で医師や心理学者として活躍したエドワード・デボノという人が提唱した考え方です。

1つのテーマについて考えているときに、どれだけ深く考えても解決法が出てこない時というのはよくありますね。

このようなときには、視点を変えてまったく別のアプローチを考えた方がよい解決策が見つかることがあります。

こういった「視点を変えて、まったく別のアプローチから考える思考方法」のことを水平思考と呼んでいるのです。

以下では、水平思考のくわしい意味や問題例について簡単にわかりやすく説明しますので、参考にしてみてください。

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水平思考の具体例①:一休さんの「屏風の絵」

水平思考とはどんなものか?について具体例を見ながら考えましょう。

昔話の「一休さん」に出てくるとんち話は、水平思考の具体例となるようなものがいくつかあります。

例えば「屏風(びょうぶ)の虎」という話がありますね。

※↓屏風というのはこういうものです。

水平思考とは

(一休さんは殿様から「屏風に描かれた虎を退治せよ」と命じられます)

殿様が「夜中に屏風に描かれた虎が出てきて悪さをするので、退治せよ」と一休さんに命令します。

もちろん、屏風に描かれている虎の絵が悪さをするなんてあり得ませんから、殿様は一休さんにいじわるをしようとしたのです。

命令を受けた一休さんは答えます「わかりました。虎を捕まえますので、屏風の中から虎を追い出してください」

殿様は答えます「何をいうか。屏風に描かれた虎を出せるわけがない」

一休さん「よかったです。屏風から虎が出てこないならやっつけなくても大丈夫ですね

殿様「…」

というお話です。

殿様が一休さんに出した「屏風に描かれた虎が迷惑だから捕まえよ」という課題に対して、一休さんは「屏風から出てくることがないなら心配はない(捕まえる必要がない)」というようにかわしています。

これが水平思考です。

水平思考とは、与えられた課題に対して、異なる視点から解決策を考えるアプローチのことでした。

「捕まえないといけない」という前提で課題が出されているのに対して、「捕まえる必要がそもそもない」というように、別のアプローチから課題を解決しているというわけです。

このように、「発想術」と呼ばれるものの多くは水平思考から生まれるもので、飛躍的なアイディアを求められるような場面で積極的に活用されています。

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水平思考の具体例②:エレベーターの前の鏡

水平思考について、もう一つ具体例を紹介します。

マンションやホテルのエレベーターの前には、待っている人が自分の姿を見られるように大きな鏡が置かれていることが多いですね。

これは、「エレベーターの待ち時間が長い」という不満を解消するために置かれているものです。

本来、「エレベーターの待ち時間が長い」という問題を解決するためには、エレベーターの性能を上げるしかありません。

しかし、エレベーターの作り直すのにはとてもお金がかかりますので、できればこれはやりたくないのが本音です。

そこで、水平思考で考えます。

エレベーターの利用者から「待ち時間が長い」という不満が出るのは、「その人が感じている時間が長い」というのが原因です。

そこで、この不満を解消するためには、「その人が感じる時間を短くすれば良い」という解決策が考えられます。

自分の外見が気にならない人は普通いませんから、鏡をおいておけば大体の人は自分の姿を見て時間をつぶしてくれて、不満も出なくなるというわけです。

このように、垂直思考で考えると、「エレベーターの待ち時間が長い→物理的にかかる時間を短くする」という大きなコストのかかる解決方法しか出てきません。

一方で、水平思考では「時間を長い」と感じる人の「感じ方」という視点の異なるアプローチで考えますので、鏡を設置するだけの低いコストで問題を解決することができます。

もちろん、この場合も本来であればエレベーターの性能を上げる方が根本的な解決になるでしょうが、それは鏡を設置することと同時進行でもできることですね。

このように、今すぐできる短期的な解決方法として水平志向を使い、長期的で根本的な解決方法を実施するために垂直思考を使う、ということは実際の社会でよく見られる例です。

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水平思考と垂直思考の違い

水平思考は、反対語である「垂直思考」と比較して考えるとわかりやすいです。

垂直思考は、一般的にいうロジカルシンキングとほぼ同じ意味です。

「AだからB、BだからC、ゆえにAだからC…」というように、一つのテーマを掘り下げていく考え方ですね。

上の一休さんの課題について、水平思考ではなく、垂直思考で考えるとしたらどうなるでしょうか。

垂直思考では「捕まえないといけない」という前提は動きませんから、「出てくるまでじっと絵の前で待つ」というような無意味な解決策を導き出してしまう可能性があります。

ビジネス現場でも水平思考と垂直思考は使い分けられている

実際のビジネスの現場でも、緻密な計画が必要になる場合などは、垂直思考で解決法を考えます。

しかし、すでに成熟した企業や業界の場合、ビジネスを取り巻く環境が整理されていて解決策が出尽くしているため、垂直思考では他社との差を生み出すことができないことが多いです。

そういった場合、競合他社との差別化を図るために重要になってくるものが水平思考による、新たなアイディアです。

少子化によって労働力が減少し続けていく今後はは、業務の効率性向上のために水平志向の活用が必要なシーンは多くなっていくでしょう。

仕事の質と量を劇的に向上させるためには、飛躍的な発想が必要です。

現代は水平思考が求められる時代でもあるのです。

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水平思考はどうやるのか?3つのコツ

水平思考は特別な人でないとできないものでありません。

ちょっとしたコツをつかめば、誰でも実践することが可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。

↓水平思考を行う上で重要な考え方(コツ)は以下の3つです。

水平思考の3つのコツ

  1. 常識や固定観念を疑う
  2. 視野を多角的に俯瞰的(ふかんてき)にもつ
  3. 異なる要素を組み合わせる

1つ目は「常識や固定観念を疑う」ことです。

これまでにないアイディアを引き出すためには、他の人が考えるようなことを思いついてもあまり意味がありません。

これまで培ってきた常識などを如何にして振り払えるかで、アイディアの量も質も変わってきます。

2つ目は「視野を多角的に俯瞰的にもつ」ことです。

1つの視点に留まって物事を考えるのは垂直思考であり、水平思考はあらゆる視点に立って物事を捉える必要があります。

切り口を変えると捉え方が180度変わることもあり、そういった所に新たなビジネスチャンスが生まれます。

3つ目は「異なる要素を組み合わせる」ことです。

既存のビジネス環境は「すでに組み合わせが完了した」要素で出来上がっています。

新たな着想を得るためには、これまでとは違う要素同士を組み合わせ、そこに新たな価値を見出さなければなりません。

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水平思考のクイズ問題と解答例(簡単なもの)

あなたの水平思考力がどのくらいあるのか、水平思考ゲームで確認してみましょう。

問題は簡単なものからスタートし、難易度がどんどん上がっていきます。

重要なのは最後まで自分なりの考えを導き出すことですから、すぐに回答をご覧にならないようご注意ください。

頭をやわらかくして挑戦しましょう!それではさっそく1問目です。

1問目:「残ったリンゴ」

部屋の中には、リンゴが6つ入ったかごと女の子が6人います。

女の子が1人1つずつリンゴをとりましたが、かごの中にはリンゴが1つ残っています。

なぜ1つ残っているのでしょうか?

この問題を解くためのヒント

  1. 割られたリンゴや、食べられたリンゴはありますか?(いいえ)
  2. 6人ともリンゴをもらえましたか?(はい)
  3. 部屋にはその6人の女の子以外だれもいませんでしたか?(はい)
  4. 最初から最後まで、部屋にはリンゴが6つしかありませんか?(はい)
  5. リンゴを2つ以上もらった女の子はいましたか?(いいえ)

↓この問題の答えはこのようになります。

5人の女の子はそれぞれリンゴを手に持ち、6人目の女の子はリンゴをかごごと持ったので、かごの中にはリンゴが1つ残った。

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2問目:「7階までエレベーターに乗る男」

マンションの10階に住んでいる男がいます。

男は毎日、買い物に行くにも、仕事に行くにも、エレベーターを使って1階に降りています。

しかし、外から帰ってくる時は7階までエレベーターで上がり、7階から10階までは階段で登っていました。

男は階段が嫌いです。しかし、なぜ階段を使っているのでしょうか?

なお、このマンションでは1人の人が複数の部屋に住むことはできません。

この問題を解くためのヒント

  1. エレベーターは故障していますか?(いいえ)
  2. 男の住んでいるのは10階だけですか?(はい)
  3. 帰りのエレベーターにはいつも誰か他の人が一緒でしたか?(いいえ)

↓答えはこのようになります。

男の身長は低かったので、10階のボタンを押せなかった。

ぎりぎり届くのが7階のボタンまでだったため、仕方なく7階までエレベーターを利用していた。

3問目:「葬式で笑う男」

若くして亡くなってしまった女性の葬式が行われていました。

突然亡くなったので、当然ながらその女性は自分の葬式がどのように行われるかなど、考えたこともありませんでした。

葬式は女性と関係のある親族だけが参列しました。

多くの人が悲しみくれるなか、1人だけニコニコ笑っている男がいました。時には声を出して笑うこともあります。

しかし、その男に怒りをぶつける参列者はいませんでした。

この男はいったい何者なのでしょうか?

この問題を解くためのヒント

  1. その男と亡くなった女性は他人同士ですか?(いいえ)
  2. 女性は本当に亡くなっているのですか?(はい)
  3. 「明るいお葬式にしてほしい」と生前の彼女が希望していたのですか?(いいえ)
  4. 葬儀の参列者は大人だけですか?(いいえ)

答えはこのようになります。

男は亡くなった女性の赤ちゃん。

母親が亡くなったことを理解できず、無邪気に笑っていたのでした。

4問目:「オレンジジュースの並べ替え」

6つのグラスが机の上に置いてあります。

左から数えて1つ目、2つ目、3つ目のグラスにはオレンジジュースが入っています。

残りのグラスは空っぽです。

オレンジジュースの入ったグラスと空のグラスを交互に並べることはできますか?

ひとつのグラスを1回だけ動かして良いものとします。

この問題を解くためのヒント

  1. 動かすのは1度だけですか?(はい)
  2. グラス以外を動かしていいですか?(いいえ)
  3. 他のグラスはありますか?(いいえ)
  4. グラスはきれいに一列に並んでいますか?(はい)

答えはこのようになります。

左から2番目のオレンジジュースが入ったグラスを持ち上げます。

そして、その中身を左から5番目のグラスに移します。

空になったグラスを元の位置に戻します。

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水平思考の問題と解答例(難問)

もう少し難易度が高い水平思考の問題を紹介しましょう。

先ほど触れた3つのコツを参考に、柔軟な思考と多角的な視野で挑戦してみてください。

↓※「3つのコツ」とはこの3つです。

水平思考の3つのコツ

  1. 常識や固定観念を疑う
  2. 視野を多角的に俯瞰的にもつ
  3. 異なる要素を組み合わせる

こちらも頭をやわらかくして、ヒントを参考に自分なりの答えを出し切ってみることが大切です。

ぜひ時間をとって挑戦してみてくださいね。

5問目:「魔女と狼」

魔女が住む町がありました。

その町には「町の外に出ようとすると、身体が破裂して死んでしまう呪い」がかけられています。

呪いをかけたのは町の周りにいる多数の魔物です。

彼女は魔物を一匹残らず退治する為に狭い部屋に閉じこもり、魔法陣を書き続けます。

長年の月日が経ち、ついにその魔法陣を完成させます。

しかし、魔法陣が完成した数日後、町の人達は全て姿を消し、彼女も死んでしまいました。

それは何故でしょう?

この問題を解くためのヒント

  1. 町には人が数年生活するのに必要な物資が揃っていましたか?(はい)
  2. これはファンタジーな設定の問題ですか?(いいえ)
  3. 彼女は町を出ましたか?(いいえ)
  4. 町の人たちは死んでしまったのですか?(いいえ)

答えはこのようになります。

魔法陣を書いた彼女は魔女ではなく、科学的なセンスを持つ天才少女です。

彼女は大富豪により拉致監禁され、自分が魔女の血縁であることや、町の呪いや魔獣について嘘を吹き込まれます。

また、その嘘をより完璧なものにするため、町の住人は大富豪による仕掛け人達で構成されていました。

彼女が書いていたのは魔法陣ではなく、大量破壊兵器に転用可能な化学物質の化学式であり、その完成を持って大富豪と町の住人は武器転用のため町を離れることになります。

一人取り残された彼女は真相に気がつき、自分の愚かさと恐ろしさのあまり自害してしまいました。

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6問目:「うみがめのスープ」

それでは最後に、水平思考の代表的な問題です。

非常に難しく、とても柔軟な思考が求められますがぜひチャレンジしてみてください。

 

ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。

しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで食べるのを止め、シェフを呼びました。

「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」

「はい。ウミガメのスープに間違いございません。」

男は勘定を済ませ帰宅した後、自殺をしました。

何故でしょう?

この問題を解くためのヒント

  1. スープに何か薬品は入っていましたか?(いいえ)
  2. 男には何かアレルギーがありましか?(いいえ)
  3. スープ以外に何か食べましたか?(いいえ)
  4. スープはとてもまずいものでしたか?(いいえ)

答えはこのようになります。

かつて男は船に乗っていました。

ある日、男の乗る船が遭難し、数人の仲間と共に救難ボートで漂流することになりました。

食料が不足し、衰弱死した仲間の死体を皆が食べ始めるなか、男だけはこれを拒否。生き延びた仲間がそれを見かね「海がめのスープだ」と偽り、男に仲間の死体で作ったスープを飲ませ、生き延びさせました。

しかし、レストランで「本当の海がめのスープ」を食べた時に、味の違いで事の真相を悟り、自分を許せなくなり自殺してしまったのでした。

水平思考の力を確認する問題は以上です。

いかがでしたか?

後半は特に柔軟な発想がないと、なかなか回答を導き出すのは難しいと思います。

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水平思考の力を鍛えるには?

先ほどの問題であなたの「水平思考の力」がどのくらいなのかお分かりになったかと思います。

ここからはその力をどうやって鍛えれば良いのかや、5つの有名な発想術を使って、水平思考を型で活用する方法などをご紹介していきます。

↓水平思考の力を鍛える方法として代表的なものは3つあります。

水平思考の力を鍛える3つの方法

  1. 集中力を意図的に分散させる
  2. 違うものを組み合わせてみる
  3. 制約を設ける

1つずつ見ていきましょう。

集中力を意図的に分散させる

まず1つ目の方法は「集中力を意図的に分散させる」です。

もともと人の意識は分散する傾向があり、何か1つのことに集中していない限り、思考があちらこちらに移っている状態です。いわゆる妄想や空想、過去や未来のことを夢想している状態のことです。

水平思考の力を引き出すためには、これを意図的に行っていくことがポイントです。特に忙しい日々を送っていると、ぼんやりする時間がほとんど取れていないことがあります。

創造性を高めるためには、わざと「ぼんやりする時間」をスケジュールに組み込むことが重要です。

違うものを組み合わせてみる

続いて2つ目の方法は「違うものを組み合わせてみる」です。

これは発想術の中でも、定番中の定番ですが、いざやってみるとなかなか難しい方法でもあります。

何をどう組み合わせるのかは自由ですが、できるだけジャンルの離れた、一見して関連性のなさそうなものがおすすめです。

制約を設ける

最後3つ目の方法は「制約を設ける」です。

発想というキーワードには「自由」というイメージも連想されますが、水平思考の力を磨くには、一定以上の制約が不可欠になります。

代表的な制約としては「時間の制約」です。

例えば先ほどのように、ランダムな単語の組み合わせで何か新しいものを発想する、という場合、ここに時間の制限を設けることで、創造性を飛躍的に向上させることができます。

逆に時間の制限がないと、「また今度やればいい」「あとでやった方が思いつくだろう」と自分に甘くなってしまい、潜在的な能力を引き出すことができません。

今回は「時間」の制約を例にしましたが、対象は時間だけではありません。

環境や資金、手段などあらゆるものを制約の対象にすることができます。

切ることのできるカードが限られるほど、水平思考の力で補うしかなくなるため、鍛えるにはうってつけの方法というわけです。

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5つの発想術で水平思考を型でマスターする

上の「3つの水平思考を鍛える方法」を実践するための具体的な方法として5つの発想術があります。

水平思考の型:5つの発想術

  1. シックス・ハット
  2. マンダラート
  3. マインド・マップ
  4. オズボーンのチェックリスト
  5. SCAMPER(スキャンパー)

これらはあなたが実際に何か課題について考える際に、「まずはこの型にあてはめてみる」という形で使えるフレームワークです。

課題をなんとなく見ていてもなかなか解決策は出てきませんので、まずはこの「型」のどれかにあてはめてみて、思考を進めてみようというわけです。

以下、順番に解説していきましょう。

シックス・ハット

「6つの帽子」という意味の発想術で、その名の通り6種類の視点を帽子に見立てて、視点の切り替えを促す発想術になります。

帽子の種類と、それぞれの視点は以下の通りです。

シックスハットの「6つの帽子」

  1. 緑【改革】:革新的・創造的
  2. 白【公平】:客観的・中立的
  3. 赤【情熱】:感情的・直観的
  4. 黄【楽観】:積極的・希望的
  5. 黒【否定】:批判的・消極的
  6. 青【論理】:分析的・俯瞰的

自分がこの色の帽子を被り、その役を演じながら1つのアイディアに対して多角的な視野で判断を下していきます。

帽子を被る順番は自由ですが、上記の並びの通りに進めていくとアイディアの幅を広げながら、それを収れんさせていくことができます。

マンダラート

マンダラチャートとも呼ばれており、発想術の中でもメジャーな手法となります。

必要なものは「何枚かの紙」と「筆記用具」だけです。

まず紙に縦に2本、横に2本の線を引き、合計で9マスのマス目を作ります。これがマンダラチャートです。

それから真ん中のマス目にテーマの単語を記入し、その周辺の8マスにテーマに関連して思いついた単語を記入していきます。

9マスすべて埋まったら、テーマ以外の8マスに書いた単語のどれかを、別のマンダラチャートの真ん中に書き写します。

あとは同じ手順で思いついた単語を書いていく、という工程を繰り返します。

ルールが明快なので誰でも挑戦することのできる発想術で、紙さえあればいくらでも発想の幅を広げることができます。

マインド・マップ

トニー・ブザンが提唱し、日本でも多くの方が利用している思考整理の手法です。

本家であるトニー・ブザンの方法はルールが細かいため、今回は紙とペンを使って行う簡易版の手法をご紹介します。

まずは紙の中央にメインテーマを書きます。単語でも文章でも良いので、記入したらそれを丸で囲います。

そこからそのテーマに関連する単語や文章を周囲に記入するので、一見するとマンダラートのようにも見えますが、周知に記載した要素(子要素)と、中央テーマはブランチと呼ばれると線で結び付けます。

メインテーマに結び付く子要素を書き終えたら、今度は子要素から連想されるものを子要素と線で結びながら書き足していきます。

要はバラバラの紙に書いていたマンダラートが、全て繋がったようなものだとお考えください。

本格的なマインドマップの場合、色の使い分けやブランチの書き方など細かいルールが存在しますが、簡易的に行うだけでも、思考を体系的に整理できるのでオススメです。

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オズボーンのチェックリスト

続いてブレーンストーミングの考案者である、A・F・オズボーンの発想術のご紹介です。

あるテーマを9つの視点で捉え直していく手法です。

9つの視点は以下の通りです。

オズボーンの「9つの視点」

  1. 転用:本来の使い道とは別に、他の使い道がないかを考えます。
  2. 応用:他のものからアイディアを借りてきて応用できなかを考えます。
  3. 変更:特定の要素などを変更し、何か別の価値を新たに加えることができないかを考えます。
  4. 拡大:特定の要素を大きく(強調)することで、新たな価値を加えることができないかを考えます。
  5. 縮小:特定の要素を小さく(省略)することで、新たな価値を加えることができないかを考えます。
  6. 代用:他のもので代用ができないかを考えます。
  7. 置換:他の要素と置き換えをすることで、新たな価値を加えることができないかを考えます。
  8. 逆転:特定の要素を逆転させることで、新たな価値を加えることができないかを考えます。
  9. 結合:要素同士の組み合わせで、新たなものが作れないかを考えます。

オズボーンのチェックリストは、他の発想術にも見られる「多角的な視野」を体系的にまとめた手法で、汎用性の高い発想術といえます。

SCAMPER(スキャンパー)

最後に、オズボーンのチェックリストを改良して作られた発想術=SCAMPER(スキャンパー)をご紹介します。

↓SCAMPERとは以下の各プロセスの頭文字を取った名称です。

SCAMPER(スキャンパー)

  1. 代用(Substitute):何か他のもので代用ができないか?
  2. 結合(Combine):他の何かと組み合わせらることはできるか?
  3. 応用(Adapt):何かに応用することはできないか?
  4. 変更・拡大(Modify / Magnify):修正や拡大はできないか?
  5. 転用(Put other uses):何かに転用はできないか?
  6. 削除(Eliminate / minify):削除 や削減はできないか?
  7. 逆転・再編集(Reverse / Rearrange):逆転や再編集できないか?

SCAMPERは、オズボーンのチェックリストをより体系的に整理した内容です。

こちらもテーマに対する発想の幅を広げるのにとても有効な手法です。

まとめ

今回は、水平思考とはどのような考え方なのかについて具体例を用いて解説いたしました。

水平思考は、与えられた課題に対して柔軟なアプローチを試み、最初は思いもつかなかったような解決策を生み出す能力のことを言います。

ロジカルシンキング(=垂直思考)を補完する能力と言えますので、ビジネスでも役立つ考え方です。

ぜひ参考にしてみてください。




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