社会人に役立つ豆知識をこまめに更新中!

CoMaMe




Sponsored Links

哲学の話

酸っぱい葡萄・甘いレモンの論理の意味とは?ルサンチマンと教訓

心理学や哲学の分野では、こうした人間の心理のことをルサンチマンという言葉で呼ぶこともあります。

哲学者のニーチェは、現実世界で成功できない人間が、宗教や道徳に逃げ込む態度を指してルサンチマンと呼びました。

そして、ルサンチマンを克服するための思想として「神は死んだ」「超人思想」という考え方を提唱します。

[ad#co-1]

「酸っぱい葡萄」を英訳すると「sour grapes」

ちなみに「酸っぱい葡萄」を英訳すると「sour grapes」となります。

英語圏では「cry sour grapes」で「負け惜しみをいう」という熟語になります。

↓例えば、以下のような例文があります。

  • I didn’t want to cry sour grapes.(私は負け惜しみを言いたくなかった)
  • He cried sour grapes.(彼は負け惜しみを言った)

もちろんこの英語はイソップ物語の「酸っぱい葡萄」のエピソードからきています。

ただし、これは日常的によく使われる表現ではありません。

「負け惜しみを言う」は「say a loss」、「負け惜しみ」なら「a bad excuse」の方が一般的ですね。

日本語でも「酸っぱい葡萄」は慣用句として使われることもありますが、それほど一般的な表現ではありませんよね。

このあたりのニュアンスは日本語も英語も共通しているといえるでしょう。

[ad#co-1]

心理学では「酸っぱい葡萄」はどうとらえられている?

イソップ物語の「酸っぱい葡萄」のエピソードでのキツネの反応は、心理学では「ルサンチマンを解消するための反応」ととらえられています。

ルサンチマンとは、弱者が強者に対して抱く、嫉妬や羨望などからくる憤りや恨み、憎悪などの感情のことです。

「酸っぱい葡萄」の話の中で、キツネは美味しそうな葡萄を食べたかったのに、自分の跳躍力が無いことから葡萄に届かず、食べられませんでした。

「欲しいのに手が届かない」という状況は、怒りやひがみの感情を生みがちです。

ここでキツネは「あの葡萄は青い」→「青い葡萄は酸っぱい」→「酸っぱい葡萄なんていらない!」という思考回路に落ち着くことで、気持ちを納得させているのです。

日々の生活の中であきらめなければならない場面に多々出くわしますよね。

そんな時、「あれはもともと欲しくなかったものだ」と考えることによって、人は嫉妬や憎悪といった負の感情から解放されます。

Sponsored Links

次のページへ >




Sponsored Links

-哲学の話

Copyright© CoMaMe , 2020 All Rights Reserved.