- 会社を辞めたら人生は終わり。
- 新卒入社した会社を辞めたら、もう二度と出世コースには乗れない。
- 入社1年以内に仕事辞めたら「落伍者」扱いされてどこにも転職できなくなる…。
↑こんな不安をあおる話を聞いて、
「仕事は絶対に辞めてはいけない」と思い込んでいる方、ひょっとしたら多いのではないでしょうか。
特に、新卒入社で社会人になったばかりの人は、
「今の会社以外の所で働く」ということに具体的なイメージを持てないという方も多いでしょう。
しかし、どうしても今の仕事が合わないと感じているなら、
別の会社に転職したり、しばらく仕事から離れて人生について考え直してみるということも選択肢に入れてみる必要があります。
仕事はこれから先、何十年もずっとやっていくものです。
「合わないと感じている仕事を、これから何十年も続けていく…」なんて、地獄のような苦痛ですよね。
- この仕事は自分に合っている。
- 人に貢献できて嬉しい。
- 自分の仕事でまわりを幸せにできる。
- 得意な仕事なので、まわりよりも成果が出せる。
- 高い収入を得られる。
- 尊敬できる先輩やかわいい後輩に囲まれながら働ける職場。
↑どうせなら、こんな風に楽しく働けた方がいいに決まってますよね。
あなたが今20代で独身なら、未経験からやり直せる仕事なんて世の中に腐るほどあります。
この記事では、「会社辞めたら人生終わり」というデマがいかにうそっぱちなのか、その理由を紹介します。
今の仕事に限界を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ホワイト企業の求人なんてどこにもないんだけど…
と苦しんでる20代の人は、
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会社辞めたら人生終わり…という主張のウソを暴く
↓「会社辞めたら人生終わり」というデマを流している人がよくいう根拠としては、以下のようなことがあるでしょう。
転職についてのよくあるデマ
- 「新卒3年以内に辞めたら落伍者というレッテルを貼られて正社員での転職ができなくなる」
- 「転職組は出世コースから外れるから永遠に新卒組の使いパシリ」
- 「新卒で入った会社を辞めたら大手企業にはもう採用されなくなる」
- 「ウチみたいに人間関係が良好な会社でダメなら、どこいってもダメ」
- 「嫌なことから逃げる人間を評価する会社はない」
正直、実際に転職を何度も経験し、
その度に年収アップできている人間(私)からしたら、
「よくもまあこんなウソっぱちを若い人に平気で言えるな…」
と殺意を覚える感じなんですが、ここでは一個ずつ検証していきましょう。
(ウソ1)新卒3年以内に辞めたら落伍者というレッテルを貼られて正社員での転職ができなくなる
まず、「新卒で入った会社を辞めて転職する」という人が、世の中にどのぐらいいるのかを知っておきましょう。
参考になるデータとして、
厚生労働省が発表している新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況という統計があります。
これは要するに「新卒入社で入った会社を、3年以内に辞めた人が何人いるのか」のデータなのですが、
↓まとめると以下のようになります。
- 大卒新卒の合計人数:448,309人
- 三年内退職者の合計:143,360人
- (一年目の退職数):51,158人
- (二年目の退職数):47,471人
- (三年目の退職数):44,731人
平成28年度の大卒新卒入社は約44万人(448,309人)ですが、そのうち「3年目までに退職した人」は約14万人(143,360人)います。
割合にすると3人に1人は三年以内に離職しているのです。
(143,360人÷448,309人=31.97%→およそ3人に1人)
「3年は仕事続けないと人生終わり」なんてデマを流している人間を尻目に、
全体の3分の1はさっさと退職して次の職場に移っているわけですね。
新卒から3年以内の人なら第二新卒として転職できますので、
次の職場が決まらないということはまずありえないです。
統計データを見る限り、「新卒3年以内に辞めたら落伍者というレッテルを貼られて正社員での転職ができなくなる」は明確にウソです。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
(ウソ2)転職組は出世コースから外れるから永遠に新卒組の使いパシリ
「会社は、新卒入社と転職組とでは、新卒入社を忠誠心が高いと見るから、転職組は一生出世コースには乗れない」
↑これもまあデマですね。
(いかにも社畜な根性丸出しなデマで聞いてて辛くなる…)
ひとむかしの大手企業(銀行などの金融機関)ではこういう世界もあったかもしれませんが、
今どき新卒入社と転職組とで、人事評価方法を画一的に分けている企業なんてほぼありません。
さらにいえば、転職組でも出世して大手企業の社長になる人もいます。
例えば、原田泳幸さんは日本マクドナルドの元社長、2020年現在はゴンチャジャパン(日本でタピオカ流行らせた会社)の社長ですが、
↓以下のように転職を繰り返して今の地位を築いた人です。
原田泳幸さんの経歴
- 東海大学工学部を卒業
- 日本NCR入社
- 日本HPに転職
- 外資系シュルンベルジェに転職
- アップルに転職
- 日本マクドナルドに転職
- ベネッセに転職
- ゴンチャジャパンに転職
こんなふうに、転職組でも大手企業の経営者まで出世する人はちゃんといます。
「転職したら出世できなくて一生新卒社員の使いパシリ」なんて話がデマであることがお分かりいただけるかと思います。
(ウソ3)新卒で入った会社を辞めたら大手企業にはもう採用されなくなる
大手企業は忠誠心の低い人間を評価しない。なので、新卒で入った会社を辞めた人間はもうどこにも採用されない。
↑これもよくいわれるデマですね。
現実に、第二新卒枠で採用を行なっている大手企業はたくさんありますから。
上でみた統計データで考えても、
新卒入社の3分の1は三年以内にやめていくのですから、会社は新卒入社組だけでは組織として成り立たないのが現実です。
そもそも、会社が中途社員を採用する目的について知っておきましょう。
これは、ある種の「多様性」が欲しいからなんです。
新卒入社の人間だけだと、どうしても似たような考え方の人間ばかりになってしまいますから、思いがけない危機が生じたときに対応できません。
大昔に体のでかい恐竜は絶滅してしまったのに、小さい哺乳類などは生き残りましたよね。
これは、いろんな環境で生きていけるように、
いろんなバリエーションの生き方をする種があったからです。
ダイバーシティ(多様性)というカタカナ英語が流行ってますが、その本当の意味は「会社が生き残るために、いろんな人材を確保しておく」ってことです。
会社は転職組を採用することで、いろんな考え方をする人を組織に取り込み、変化に対応できるようにしておきたいわけですね。
このように、転職組には「多様性」が求められますから、
↓下記のような「職種を変える転職」は歓迎される傾向があります。
- 営業経験者
→人事や経理などの管理部門系の仕事 - 営業経験者
→マーケティングや商品開発系の仕事 - 総務経経験者
→営業などの顧客とやりとりする仕事
つまり、既存のスタッフが持っていないような一風変わった職歴のある人は、高く評価される可能性があるのです。
「新卒の会社辞めたらもう大手には転職できない」なんて考え方が、いかに現実見えていないかがお分かりいただけたかと思います。
↓文系学部出身だけど、営業以外の仕事をしてみたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
-
文系は仕事ない(営業しかない)とかウソ。営業以外で働きたい人の転職活動
「文系には仕事がないって本当?営業以外の仕事に転職することは可能?」この記事では、新卒で入った会社で営業に配属されたけど、別の仕事に転職したいと考えている方向けに、転職活動のポイントや注意点を解説しています。結論から言うと「文系出身者は仕事がない」なんてデマです。ぜひ参考にしてみてください。
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(ウソ4)ウチみたいに人間関係が良好な会社でダメなら、どこいってもダメ
「うちは業界内でも働きやすさに定評のある会社。だから、うちでなじめないなら、どこにいっても人間関係うまくいかないよ」
↑これ、私自身もいわれたことのあるセリフなんですが、普通に考えておかしいですよね…。
例えば、学生時代にクラスの全員と仲良くなれました?
どんなにまわりから人気のやつでも、「俺はきらい」ということってあったと思います。
会社の人間関係や、社風についてもこれは同じです。
ある人にとっては「いごこちの良い最高の職場」であっても、
他の人間にとっては「いつもベタベタして気持ち悪い人間関係」ということはあります。
また、年齢的に若いうちにいろんな人に出会うことはとても大切です。
私も30代になった今思うんですが、若いときに比べて「初対面の人と出会う」ということをめんどうに感じるようになってます。
人間、年をとるとこんなもんです。
できるだけ若いうちに、いろんな人に出会ってコミュニケーション能力をみがいておくことは大事ですよ。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
(ウソ5)嫌なことから逃げる人間を評価する会社はない
「会社で嫌なことがあるから転職するなんて甘えで逃げだ。そんな人間を評価してくれる会社なんてない」
↑こういう極端なことを言う人もいますが、
こういう人ほど、自分が世の中を知らない「井の中の蛙」だということに気付いていないケースがほとんどです。
うまくいかなかいことが起きたときに、早めに「損切り」をして方向転換することはビジネスの基本です。
損切りというのは株式投資などでも重要といわれることの多い考え方ですが、
簡単にいえば「自分の判断がまちがっていると気付いたら、さっさと方向転換して別のことをする」という意味です。
これは仕事選びにも共通していえることです。
会社はいろんな意思決定をしてお金や人をビジネスに注ぎ込みますが、
想定していたリターンが見込めないならさっさと撤退しないと会社がつぶれてしまいます。
私たち個人レベルの転職についてもこれと同じです。
「どういう仕事を選択するか」は自分の人生という資源を使ったビジネスです。
今の職場で想定していたリターンが得られそうにないのであれば、さっさと損切りをして次にいくのは大切なことです。
あなたが20代なら、未経験から挑戦できる正社員の仕事なんて、はいて捨てるほどたくさんあります。
仕事なんて実際に働く前にはよくわかりません。
いろんな仕事に挑戦できるのは20代の特権ですから、何回か転職してみて、自分に合う仕事や職場を見つけていけばいいんです。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
仕事よりもあなたの心の方が大切
今回のまとめですが、「会社を辞めたら人生おわり」なんてことはまずありません。
特に、「朝起きたら腹痛…」みたいに、体の不調が既に出ている人要注意です。これは危険サインですからね。
会社のために心と体をこわすなんて本当にバカバカしいです。
仕事なんて世の中にたくさんありますし、会社によって本当にいろんな働き方があります。
今の職場で評価されない、ダメ人間扱いされている…。
という人も、決して悲観的になる必要はないです。
どんなに優秀な人でも、働く環境があっていないことが原因で評価されないことはあり得ます。
極端な話、直属の上司に嫌われたらその時点できびしいですからね。
まわりの「ねたみ」に注意
また、あなたのまわりの人にとって、
「あなたの変化」は「自己否定をされた気分になること」であることも知っておいてください。
仕事を辞めたくても、まわりの目が気になっていつまでもウジウジしている人はたくさんいます。
そういう人にとって、あなたが転職という選択をすることは、
「いつまでも決断できない自分」を認識させられる事態なのです。
早い話が、ねたまれる可能性もあるということですね。
「俺がこんなに我慢しているのに、あいつはなんで我慢しないんだ!」という感じです。
ここまでくるともう社畜の一歩手前ですね…。
あなたはこんな気持ちの悪い人間にならないよう注意してください。
ブラック企業で絶対に働きたくない20代が知っておくべきこと
労働環境劣悪なブラック企業で働きたくない人は、
転職活動時に応募する求人をまちがえないことがとても重要です。
どんなに優秀な人でも、
ブラック企業にまちがえて応募してしまうと
悲惨な労働環境で搾取されながら働くことになってしまいます。
これから転職活動を始める人は、
応募する求人の候補にブラック企業の求人が入り込まないよう注意しましょう。
優秀でやる気のある若い人ほど
スムーズに内定まで行ってしまうので、
あれよあれよという間に
気づいたらブラックに入社してた…。
なんてことになりがちなんですよね…。
20代でまだ実務経験が少ない人や、第二新卒の人は、
20代の転職支援専門の求人サイトを使って求人を探すことが大切です。
↓例えば、こうした若年層の求人専門の転職サイトなら
ブラック企業の求人をあらかじめ排除してくれているので安心ですよ。
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20代の転職は、入社前のスキルより転職活動のやり方が重要
20代の転職の場合、入社前に仕事のスキルを身につけておく!…とかより
「どういう会社に入社するか?」
にこだわって転職活動することが大切です。
20代で人脈なんてないのが普通ですし、
よほど特殊なスキルがある人をのぞいて
実務経験にたいした差はないですからね。
ほとんどの企業は、20代の若手人材は
「ゼロから育てていく」というつもりで採用を行っています。
つまり、20代の方の場合、
あなた自身のスキルや過去の職歴よりも、
入社する会社がきちんと利益の出せている会社か?
によって入社後のお給料やキャリアが決まってしまうケースがほとんどなんです。
注意して欲しいのは、
優秀な人間ほどホワイト企業に入れる!…というわけではないことです。
実際「この人めっちゃ仕事できて性格もいいな…」という若手人材でも、
ブラック企業で安い給料で奴隷のように酷使されている…
みたいなケースって山ほどありますからね。
どんなに優秀でやる気のある人でも、
転職活動のやり方をミスってしまうと
悲惨な環境で働くことになってしまうんです。
これってかなり怖いことですよね。
ブラック企業でどれだけ一生懸命働いてもたいした給料は稼げない
もしあなたがとても優秀でやる気のある人であったとしても、
業績が悪く、ろくに利益も出ていない会社にまちがえて入ってしまったら、
あなた自身がどんなに一生懸命まじめに働いても、
給料はまわりの同年代の人たちより安くなってしまうので注意して下さい。
逆に言えば、現時点で学歴や仕事のスキルにあまり自信がない人でも、
転職活動をしっかりやってホワイトな企業に入れば、
同年代に給料やキャリアで差をつけることは可能ということです。
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まっていますよね。
これから転職活動を始める予定の方は、
ホワイトな会社の求人だけをピンポイントで狙って応募するようにしましょう。
給料の安いブラック企業は人間関係も最悪
ブラック企業に間違えて入ってしまうと、
人間関係も最悪な状況で働くことになりがちです。
みんな相場より安いお給料で不満抱えながら働いてるんで、
社員どうしで協力し合う社風とかないんですよね。
仕事って、お給料をたくさんもらえるなら多少きつくても耐えられるものです。
ですが、ブラック企業の場合は
仕事がしんどい上に給料も安い…。
という地獄のような状況でみんな精神的に追い込まれてるんで、
いつもイライラしていて新人の教育とか興味ないんです。
私が20代若手の頃に実際に経験した職場で言えば、
↓例えばこんな感じですね。
(いま思い出すだけで胃がキリキリしてきました…)
- 先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!…など無理な指導をされていつまでたっても仕事ができるようにならない。
- 新人なのにいきなり客先訪問をさせられ恥をかかされる。
- まだ教えてもらっていない仕事内容でミスして怒鳴られる。
- 仕事が終わってないのは仕事が遅いやつの責任ということで入社1ヶ月目からサービス残業させられる(労働基準法のルールを平気で破る)
- ほとんどの新人はどうせ辞めていくから、きちんと指導しても意味がない…という感じで先輩が仕事を教えてくれない。
- 職場で無視され、放置されて何をしたらいいのかわからずウロウロする…。
↑ブラック企業で働く若手の職場環境なんてどこもこんなもんです。
私も新卒で入った会社をすぐにやめて別の会社に転職していたので、
ある程度の冷たい対応は覚悟してたんです。
でも、さすがにこの会社の環境は耐えられなくて数ヶ月で転職しました…。
(その後、次こそは絶対失敗したくない!と思って気合を入れて転職活動した結果、なんとかホワイト企業に入り込むことができました)
一度入ってしまった会社は辞めるのが難しい
一度入社してしまった会社って、
たとえブラックだと気づいても
退職するのが意外に難しい(めんどくさい)こともあります。
もちろん、職業選択の自由って誰でも憲法で認められてる人権なんで、
どんな職場でも仕事を辞めるのは自由ですよ。
ですが、退職の時って1ヶ月前までに退職願を出さないといけないとか、
- まずは直属の上司に退職意思を伝えて、
- その後に部門長に呼び出されて、
- その後さらに人事部に行って…
みたいに、めっちゃめんどくさい社内手続きがあったりするんですよね。
上司や管理職って部下に退職されると自分の人事評価が下がるんで、
いろんな上司のところに話をしに行くたびに
「もうちょっと頑張ってみたら?俺の若い頃は…」
…とかめんどくさい説教されるんで、
さらに精神的に疲弊させられます。
「どうせ辞める会社だからテキトーにやればいいじゃん」
と思われるかもしれませんが、実はそうもいきません。
こういう退職の手続きって適当にやってしまうと、
自分の職歴としてマイナス要素が残る可能性があるんで絶対に手が抜けないんです。
会社の人事部が採用時に参考にする情報として、
雇用保険の加入記録というのがあるんです。
そこに変な履歴を前の会社につけられたりすると
あなたのキャリアに傷がついたりします。
特に大手企業ではこういうのは厳しくチェックしてます。
こういうめんどくさい社内手続きや
上司の引き留めをぐだぐだやってるうちに、
数ヶ月〜1年ぐらいは普通に経ってしまいます。
そう考えると「20代のフレッシュな若手」として会社選びができる期間って意外に短いんですよね。
10年後、20年後になってから「こんなはずでは…」ってなりたくない人は、20代の若手の時点でホワイト企業に入社するようにしましょう。
20代はまちがってもハロワで求人を探すな
現在、ほとんどの人は転職サイトで求人探しをすると思いますが、
「実は求人はハロワで探してます…」という人が
若い人にも意外に多くてびっくりすることがあります。
ハロワって公的機関なんでなんとなく安心感があるのはわかりますが、
結論から言うと20代の人がハローワークを使うのはまずやめといた方が良いです。
ハロワって政府が失業対策や
セーフティネットとして運営している組織です。
言い方は悪いですが、
↓ハロワってこういう
仕事がどうしても見つからなくて苦しんでいる人
向けに政府が求人を紹介してくれる場所なんです。
- 中卒とかで社会に出てしまって全然仕事がない人とか
- 30代後半〜40代以上で家族もいるのにいきなり会社にリストラされてしまった人とか、
- 年齢60代以上でリストラされ、年齢を理由にどこにいっても断られてしまう人とか、
まさか…と思われる人は、実際にハロワに行って窓口で順番待ってる人たちを見てください。
(きっと私のお伝えしたいニュアンスが伝わると思います)
ハロワの求人に応募してしまうと、
必然的に安いお給料で買い叩かれる可能性がきわめて高くなります。
公的機関のハロワでもブラック企業の求人が省かれているわけではまったくないです。
ハロワって企業側は無料でいくらでも求人を出せるので、
業績が悪いのに人手不足なブラック企業が、
広告費をケチるためにハロワで求人募集をかけるケースってめっちゃ多かったりしますからね。
民間企業が運営している転職サイトの場合は、
企業側は求人掲載するために広告費が必要になります。
私たち仕事を探す側が転職サイトを無料で使えるのは、
転職サイトが企業側の負担する広告費で運営されているからです。
実際、私が20代のころに応募したブラック企業の求人は、
ハロワの窓口職員さんが「ここはおすすめですよ!」ってすすめてきた求人でした。
(当時は私も「ハロワの人って公務員みたいなもんだから変なことは言わないだろう」って思って、安易に信用してしまいました…)
ハロワの職員さんって、彼ら自身が非正規職員だったりしますし、
良い求人を紹介しても別に自分の成績になるわけではありませんから意外にテキトーなんですよね…。
20代若手や第二新卒の求人専門の転職サイトを使おう
\ 未経験OKの求人多数あり!/
変な求人にまちがえて応募したくない人は、
↑やはり民間の転職サイトで求人を探すのが無難です。
特に、いま20代の人や第二新卒の人は
20代若手層むけの求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
なお、リクナビなどの大手転職サイトは20代の人は使わない方が良いです。
大手の転職サイトって、30代後半以上の実務経験豊富な人向けの求人紹介がメインだからです。
20代の人がリクナビで求人探しても、
「自分の職歴では応募できる会社が1件もないんだけど…」みたいなことになりがちなんですよね。
(これ、かなり絶望的な気分になるので要注意)
- 新卒就活だと激戦すぎて入社できない上場大手企業の第二新卒OK求人
- 将来的に年収1000万円も狙える経営コンサル企業の20代向け求人
- 人事や法務・マーケティングなど人気職種の未経験OK求人
- 月の残業時間10時間以内のワークライフバランス求人
- テレビCM等で誰でも名前を知っている超大手企業の求人
>>第二新卒やフリーターもOK!
20代専門の転職サイトで求人を見てみる
くりかえしになりますが、
20代の転職は「どういう会社に入るか?」でほぼ決まります。
ホワイトに入るか、ブラックに入るかで
10年後に稼げる年収額はまったく違ってきますよ。
30代〜40代の働き盛りの年代になったころに、
まわりに年収で負けてるのって悔しいじゃないですか。
社会人生活って今後30年も40年も続くことですから、
20代のタイミングでしっかりとキャリア構築を意識して会社を選ぶのが大切ですよ。
これから転職活動を始める人は、ブラック企業の求人があらかじめ排除されている転職サイトで求人を探すようにしてください。
今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ
私のブログを読んでくださっている方の多くは、
↓おそらくこんな感じだと思います。
(こういう人向けに記事を書いています)
- 今すぐ転職するかどうかはわからない。でもさすがに今の会社で老後まで一生働く…とかは考えられない。
- 現在はいろいろ情報を集めている段階(転職活動についてまだ具体的な行動アクションはしていない)
- 学生時代の就活は経験あるけど、社会人の転職活動は何から始めればいいのかいまいちよくわからない…。
↑私も大学出てすぐ〜30代の今まで、
転職活動は何回もやってきたんでよくわかります。
転職活動とかはっきり言ってめんどくさいですよね。
家に帰ってきたらクタクタでパソコンの電源つけるのすらめんどくさいのが普通です。
ただ、今すぐ転職する気はない人も転職サイトへの無料登録だけは今のタイミングでやっといた方が良いです。
仕事のストレスや疲労が限界まで溜まってくると、
転職サイトに登録する気力すらなくなりますからね。
(そうなるとズルズルと先延ばしになり、気づいたらもう年齢20代後半…なんてことになりがちです)
転職サイトで無料アカウントだけでも作っておくと、
自分で指定した年収などの条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
なんとなく気になった求人が見つかったら、
情報としてブックマーク保存しておきましょう。
これやっとくだけでもいざとなれば転職もあるという選択肢を確保することができるんです。
いい意味での「逃げ道」を作っておくことができますから、
今の状況でストレスや過労でどうしようもなくなる前に
転職という対抗策を取ることができます。
転職サイトは最初から最後まで完全無料で使うことができます。
今すぐは転職できない人も無料アカウント登録だけは早めにやっておきましょう。
この先、どうしても転職しないとやってられない…となったときに、
すぐに行動を起こせるようにしておくのがたいせつですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
20代の転職活動がうまくいくか?うまくいかないか?って、
結局は良い求人に出会えるか?によって決まってしまうケースが多いです。
転職活動も出会いの要素が重要(というかほとんどすべて)なんですね。
どんなに能力的にハイスペックでも、
たまたま良い求人に出会えなくて
ブラックでしかたなく働いている…という人はたくさんいますし、
逆に学歴も能力もごくフツーの人だけど、
運良くホワイト企業の求人に出会えて
高いお給料で楽しく働いている人もいます。
これって恋愛と似てたりします。
イケメンや美女なのにたまたまいい人と出会えなくて、
人生で彼氏・彼女できたことないです…って人はたくさんいますよね。
つまり、本人のスペックには問題がないのに、
これまで異性と出会った回数が少なすぎるのが原因でうまくいってないケースです。
そういう人はまずは出会い系でも合コンでもなんでもいいので、
とりあえずは異性と出会う回数を増やすのが重要になるでしょう。
転職活動もこれとまったく同じ。
どんなに能力ややる気に自信があっても(どんなイケメン美女でも)
まずたくさんの企業求人を見てみないと(出会いの場に出てないと)
良い会社には転職することはできません(彼氏・彼女はできません)
いまの会社でこの先ずっと働くことはないかも…
しばらく無職やってたけどさすがにもうやばいかも…
↑などなど、転職を意識し始めたらなるべく早いタイミングで、
転職サイトをフル活用して、
たくさんの求人を見るようにしてください。
転職サイト内で希望する年収額や勤務地、
残業時間の上限などを条件指定しておくと、
それにマッチする求人が出てくるたびに最速で自動通知してくれます。
良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておきましょう。
これをなるべく早いタイミングで初めて、
とにかくたくさんの求人を見てみる(=いろんな異性と出会ってみる)のが大切です。
転職サイトから送られてくるおすすめ求人を
日常的にチェックするクセをつけておくと、
- 「自分の職歴や年齢だと、だいたいこのぐらいの年収相場なんだな」とか、
- 「この会社、ずっと求人募集かけてるけど、ひょっとして人が入ってはすぐ辞めていっている会社なのかな」
↑とかいったように、いろんな気づきがあるはずです。
恋愛でもいろんな人とたくさん会っていると、
なんとなく相手を見る目が養われてきますよね。それと同じです。
転職サイトは無料で使えるものですのでなんのリスクもありません。
転職サイトで見ることができるナマの求人情報から情報を読みとるようにしてください。
X(旧Twitter)やYouTubeを見て転職関連の情報探すよりも
はるかに良い情報リサーチになりますよ。
20代の転職活動は行動が早いか遅いかで決まります。
学歴や職歴、現時点での能力スキルとかまったく関係ありません。
過去の実務経験や職歴で判断される30代以降とは違って、
20代は「いかにしてホワイト企業の求人に出会う確率を上げるか?」で
転職の成功/失敗が決まってしまうんです。