- 会計ソフトfreeeは使いにくくて最悪って本当?
- ステマはもう見飽きた…。実際の利用者の口コミ評判を知りたい。
- freeeを他の会計ソフトと比較した場合のメリット・デメリットは?
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この記事では、会計ソフトfreee(フリー)について、
実際に使ってみた使用感に基づく口コミレビューを掲載しています。
会計freeeを使って確定申告までやってみた使用感や、
使っていてここが最悪という内容についても紹介します。
レビューを書いている私(管理人)は、
税理士事務所で10年間働いた後、
起業して自営業やってます。
↓すでにfreeeを使って確定申告は3回完了しました。
現在でfreeeの利用は4年目です。
私自身は弥生会計やJDL・勘定奉行やTKCソフトなど、
会計freee以外の会計ソフトも使った経験がありますので、
別の会計ソフトと比較した場合のfreeeの特徴
についてもくわしく紹介していきます。
会計ソフトを導入しないといけない状況だけど、
どこにすべきか迷ってる…という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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会計ソフトfreee(フリー)が向いている人・向いていない人
会計ソフトは、いろんな会社の規模に合わせて作られています。
なので、会計ソフトを選ぶときには、
その会計ソフトは自社の規模にあわせて作られているものか?
を確認しておくことが大切です。
会社の規模によって、
選ぶべき会計ソフトは違うということですね。
従業員100人を超えるような中堅企業と、
事業を始めたばかりの個人事業主とでは、
当然ながら使うべき会計ソフトは異なります。
その上で、以下に該当する人は
↓会計freeeを使うのがベストだと言えます。
- これから初めて経理を始める個人事業主・自営業の方
- 副業収入があったので確定申告しないといけないサラリーマンの方
- 簿記とか確定申告とか正直よくわからなくてとにかく苦手な方
- できるだけお金をかけずに確定申告完了したい方
- 確定申告期限まで時間がないので、最低限の機能がついていて入力がしやすければOKな方
- 領収書を紙ではなくてデータで保管したい方
- 銀行やクレジットカードの取引をいちいち入力せずに一括で自動処理したい方
- スマホアプリと連携している会計ソフトが良い方
会計freeeに向いていない人は?
逆に、以下のどれかに該当する人は、
↓会計freeeだと使っていて
「もの足りない」と感じるかもしれません。
- すでに簿記知識が豊富にあり、振替伝票で厳密に仕訳入力をしたい人
- パソコン操作が苦手なので、電話サポートが必要な人(会計freeeは基本プランではチャットサポートのみです)
会計freeeは良くも悪くも
「初心者でも使いやすいこと」を重視して作られています。
会計仕訳の入力画面も
振替伝票タイプではなく、
↓日付や勘定科目を順番に入れていくタイプになっていますね。
↓会計freeeの仕訳入力画面は、
こちらの動画も参考にしてください。
簿記知識に自信がある人は弥生会計がおすすめ
すでに簿記知識が豊富な人や、
経理の実務経験者の方は、
↓会計freeeよりも弥生会計の方がマッチするでしょう。
↓弥生会計の料金プランはこんな感じ。
現在キャンペーン中で、
青色申告でも初年度0円になってます。
なお、月額支払いのクラウドタイプか、
買い切りタイプか?については、
2022年現在では買い切りタイプを買うメリットはあまりないと思いますよ。
(弥生会計もオンライン版が出ています)
会計freee(フリー)は「悪い口コミ」が多い?
会計freeeについては、
残念ながらネット上では悪い口コミもあります。
それだけ利用者が多いということでもあるのですが、
実際に悪い評価をしている人を見てみると、
すでに簿記知識が豊富で、
会社の経理スタッフとして
本格的な経理を経験してきている人
がほとんどであることにも注意が必要です。
会計freeeは良くも悪くも初心者向け・万人向けに作られています。
なので、厳密な簿記のルールで経理をやってきた人からすると
「ん?」となってしまう部分が結構あるんですよね。
(私自身、会計畑で10年以上働いている人間なので、その気持ちはよくわかります)
これは誰向けに作られているか?の違いと言えます。
例えば、包丁やまな板であっても
「専業主婦で料理はとても得意!」という人向けのものと、
「生まれて初めての一人暮らしで自炊も初めて」
な人向けのものでは選び方がまったくちがうでしょう。
さらにいえば、プロの日本料理屋さんは専業主婦が使う包丁は使いません。
誰が評価するか?によって、
その商品の良し悪しはまったく違ってくるということですね。
なので、ネット上の口コミ評価を見るときには、
その口コミを書いている人は、自社の状況と近い人なのか?
をチェックすることが大切です。
会計freeeについては、
「これから事業を始める人・経理は初めての個人事業主」や、
「副業の確定申告をするサラリーマン」
が使うのに適している会計ソフトといえます。
>>会計freeeの公式サイトで
「誰向けに作られているのか?」の説明を見る
実際にネット上で「悪い口コミ」と評価されている理由としては、
↓以下のようなことが多いですね。
- 仕訳入力画面のデフォルトが振替伝票じゃない
- 赤伝票が切れない
- 銀行連携で仕訳の自動登録をしてほしくない
- 以前使っていた会計ソフトと勝手が違うので慣れるのに時間かかる
- チャットサポートの人が会計知識のないエンジニアである
- 消費税の軽減税率を反映した納品書や見積書が作れない
(「メールアドレスが間違っていてログインできないからクソ」
ということで低評価をつけている口コミサイトもありましたが、
さすがにこれはアホでしょう…)
↑ネット上の口コミで「悪い点」として指摘されていることは、
経理実務の経験がない人にとっては
正直いってどうでもいいことが少なくありません。
会計ソフトへの入力作業というのは、
必ずしも簿記のルールに従ってやる
必要はありませんからね。
(入力作業の結果として、簿記のルールに従ったもの
ができあがればそれでOKです)
厳密な簿記のルールに従った会計ソフトがいい人は、
会計freeeよりも弥生会計の方がいいでしょうね。
本格的に経理の勉強をしたい人でもない限り、
会計ソフトは直感的に入力作業がやりやすいをベースに選んだ方が良いと思います。
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会計freeeの料金・費用体系
会計freeeはスターター・スタンダード・プレミアムの3つのプランがあります。
いずれのプランも最初の30日間は無料で使えます。
↑まだ事業始めたばかりの方は
スタータープランでOKです。
freeeは基本的に月額支払いになりますが、
↓年払いでまとめて払うと、
ちょっとだけ安くなりますよ。
いずれのプランも30日間無料で使うことができますので、
「実際に使ってみて良さそうなら使い続ける」
という試し方ができます。
初心者が選ぶべきプランは?
これから事業を始める自営業の方や、
副業収入の確定申告をする人はスタータープランでOKです。
会計処理をしていく上では制限は基本的に何もありません。
もちろん、スタータープランでも確定申告まできちんと完結できますよ。
最新の試算表データも見られますので
「前月までの売上を確認したい」という場合もスタータープランで十分です。
(※「給付金の申請のために売上台帳を出さないといけない」という方も、
スタータープランで売上台帳を作成できますので問題ありません)
上級プランは何が違う?
一方で、消費税の申告をしないといけない人
(2事業年度前の課税売上高が1000万円を超えている人)は、
消費税申告に対応しているスタンダードプランを選びましょう。
スタータープランは、
↓消費税の申告に対応していない点に注意してください。
また、「確定申告をするだけ」から一歩進んで、
↓下記のような「会計情報を経営判断の資料として活用したい人」も、
スタンダードプランを選んでください。
- 領収書の写真から仕訳データ自動取得
- 月次推移
- 資金繰り
- 売掛金・買掛金の一覧レポート
最上級のプレミアムプランには
「電話サポート」と「税務調査サポート補償」がついています。
スタータープラン・スタンダードプランのサポートは、
WEB上のチャットサポートのみになります。
【まとめ】会計freeeは良くも悪くも「初心者向けの会計ソフト」
今回は、会計freee(フリー)の評価について解説しました。
↓まとめると、以下のような人は会計freeeを選んで問題ありません。
- これから初めて経理を始める個人事業主・自営業の方
- 副業収入があったので確定申告しないといけないサラリーマンの方
- 簿記とか確定申告とか正直よくわからなくてとにかく苦手な方
- できるだけお金をかけずに確定申告完了したい方
- 確定申告期限まで時間がないので、最低限の機能がついていて入力がしやすければOKな方
- 領収書を紙ではなくてデータで保管したい方
- 銀行やクレジットカードの取引をいちいち入力せずに一括で自動処理したい方
- スマホアプリと連携している会計ソフトが良い方
↓逆に、以下に該当する人は、
会計freeeはやめておいた方が良いかもしれません。
- すでに簿記知識が豊富にあり、振替伝票で厳密に仕訳入力をしたい人
- パソコン操作が苦手なので、電話サポートが必要な人(会計freeeは基本プランではチャットサポートのみです)
↑こちらに該当する人は、
弥生会計を使いましょう。
ご自身の事業規模や会計知識に応じて
マッチする会計ソフトは変わってきますので、注意してくださいね。
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