- 上司に退職を伝えるなら月曜日?金曜日?
- 伝える時間は朝一番?それとも終業直前?
- 伝える相手は上司?それとも人事?
辞めようと思っている職場に退職を切り出すのって、いつのタイミングがベストですか?
絶対これ!というルールがあるわけではありませんが、おすすめは「金曜日の終業後」ですね。
この記事では、職場に退職意思を伝えるときのマナーについてくわしく解説いたします。
これから仕事を辞める予定!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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退職を伝える曜日についてのマナー
個人的には、上司に退職を伝えるなら金曜日(休日に入る前日)がおすすめです。
私自身がもし上司の立場だったとしたら、金曜日に伝えて欲しいと思いますね。その理由について解説します。
↓退職を伝える曜日については、大まかに結論から言うと以下のような感じです。
- 金曜日に伝える
おだやかな雰囲気で進められる可能性大。
ただし、手続きは翌週に持ち越しになるので遅い。 - 月曜日に伝える
やや険悪な雰囲気になる可能性大。
ただし、その週のうちに退職に必要な手続きが完了してスムーズ。
要するに、どの曜日でもメリットデメリット両方ありますよという話です。
「絶対にこうしないといけない」という決まったマナーがないことがらなので、「一番カドが立ちにくいやり方」を選択するのが良いですよ。
おだやかな雰囲気で伝えたいなら金曜日(休日前)がベスト
あなたの上司も会社に雇われて働いているサラリーマンです。
なので、「翌日が休み」の金曜日は、少しゆったりとした気持ちで働けるのはあなたと同じです。
話をきく上司も緊張感がほぐれており、いつもより穏やかに話を聞いてくれる可能性が高いでしょう。
また、万が一感情的になって気まずい雰囲気となってしまった場合も、週末の土日を挟むことで冷静に考えることが可能になります(上司も、あなた自身も)
ただし、金曜日に伝えることにもデメリットがあります。
それは、あなたの退職意思を聞いた会社から、何らかのアクションがあるのが週明けになってしまうという点です。
なので、週末のあいだは「どういう反応をしてくるか」とやや憂鬱な気持ちで過ごさないといけないこともあるでしょう。
結論を先延ばしにしたくない場合は月曜日に伝えるのもあり
上で説明した「金曜日に伝えるデメリット」が引っかかるという方は、月曜日に伝えてしまうのもありですね。
結論を先延ばしにしたくないタイプの人は、月曜日に伝える方がしっくりくるかもしれません。
月曜日に伝える場合、早ければ翌日の夕方には会社側から何らかのアクションがあるでしょう。
あれこれ自分のなかでモヤモヤした気持ちを持ち続けることなく、退職に向けた話が早く進み、会社からの回答をもらうことができます。
ただ、繰り返しになりますが月曜日というのはみんなイライラしているものです。
多少の衝突が発生する可能性があることは理解しておいてください。
どうせ辞める会社なんだから相手の反応なんて別に気にすることはない、といってしまえばそれまでですけどね。
メンタル強めの人は月曜日に伝えてしまいましょう。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
退職を伝えるタイミングについてのマナー
退職を伝える時間は「終業後の時間」がベストです。
上手な話の持ちかけ方(切り出し方)も知っておきましょう。
結論から先に言うと、就業後か夕方の「仕事が落ち着いた時間」を見計らい、話を持ちかけるのがベストです。
日中の時間帯は、上司の予定が詰まっていたり、忙しさを理由に後回しにされる可能性があります。
就業前後の時間帯であれば、上司も気持ちにもゆとりがありますから、冷静に話し合いをしやすいでしょう。
反対に避けた方がよい時間帯は、朝一番や午前中です。
これから仕事が忙しくなる時間帯であり、その日一日、上司も今後の対応について頭を悩ませるので気まずい空気になることが予想されます。
あなたもその日は一日中、そわそわして仕事に集中できないでしょう。
退職を伝える側としては、早めの時間帯に伝えてすっきりしたい気持ちもわかります。
ただし、相手の気持ちに立って物事を進める必要がありますので、上司が忙しいときは避けるべきです。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
退職を「伝える相手」についてのマナー
退職する意思を最初に伝える相手は「直属の上司」です。
これ以外の人に最初に切り出すのはとてもマナー違反になってしまいますので、注意しておきましょう。
(以下、その理由を説明します)
退職を伝える相手は、必ず「直属の上司」です。先輩ではありません。
まずは直属の上司に対して退職意思を伝え、その直属の上司から、会社の人事部に対して情報が伝わるようにしないといけません。
なぜこれが「絶対ルール」なのかというと、
もし「上司の上司」に伝えた場合、これはあなたが「自分の直属の上司は信用ならないので、直接持ってきました」という意思表示をしているのと同じだからです。
直属の上司の上司に直接人事に伝えたとすると、直属の上司は「自分の部下が辞めたがっていることを、後から聞く」というお粗末な状態になってしまいます。
上司の上司からしたら「ちゃんと部下のめんどうみてるのか?」という感じで、あなたの直属の上司の評価を下げることになりかねません。
(直属の上司の会社内での立場がなくなってしまいます)
これは極めて失礼な行為で、完全なるマナー違反と言わざるを得ません。
逆に言えば、あなたが「どうせ辞めるなら、直属の上司には仕返しをしてから辞めたい!」と考えているなら、
上司の上司に対して退職願いをいきなり持っていくという手段もありかもしれません。
(おすすめはしませんが…)
退職を決めた後、自分以外の人間に最初に漏らすなら、それは直属の上司であるべきです。
直属の上司に伝えた後、正式に社内で公表されるまでは、同僚や先輩にも絶対に多言しないようにしましょう。
退職を決めると気持ちがすっきりして、先に会社の同僚や取引先の人に伝えたくなるのはわかりますが、退職手続きでもめることほど不毛なエネルギーの使い方はありません。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
上司を呼び出す時の声の掛け方(相談の持ちかけ方)
退職の意思を伝えるべく、上司を別室に呼び出すときの声の掛け方を解説します。
緊張する瞬間ですが「型どおりやればOK」の状態でのぞめばそれほど心理的ハードルは高くありませんよ。
↓上司の仕事が忙しくないタイミングを見計らって、以下のように声をかけましょう。
- 「ご相談したいことがありますので、少しだけ別室でお時間を頂けますか?」
- 「少し個別にお話ししたいことがあるのですが、ご都合のよろしい時間はありますでしょうか?」
別室に呼び出すという時点で「ただごとではない」という雰囲気は伝わるものです。
↓反対に、あまり好ましくないのは以下のような表現です。
- 「今後について、重要なご相談があります。」
- 「退職について、ご相談があります」
1.はなんだか業務の改善について話し合いたいような表現です。
2.については、このように話していることを周りの社員にもし聞かれるようなことになった場合、実質的に「直属の上司にまず伝える」というルールから外れてしまいます。
(噂話がたち、混乱させてしまう可能性があります)
緊張して固い表現になりがちですが、相手に警戒心を抱かせないような声のかけ方をする必要があります。
退職引き留めにあった場合の対策方法
上の「退職を「伝える相手」についてのマナー」で見たように、
あなたの上司にとって、あなたという部下が退職してしまうことは「上司自身の評価を下げること」です。
なので、上司としてはあなたの退職という決断を全力で阻止しようとしてくることもあり得ます。
組織で生きる人間であるサラリーマンが、
いったん退職を言い出した後に撤回することは、残念ながら大きなリスクです。
一度言い出した退職は引っ込めることは難しいのが実際のところです。
まだ迷っている状態で「退職を上司や先輩・同僚に相談」はNG
「ずっと今の職場にいるつもりはないけど、今すぐ退職すべきかどうかは迷っている状態…」という方もいらっしゃるでしょう。
このような状態で「職場の人に相談すること」はNGであることを知っておいてください。
↓※くわしくはこちらの記事で書きました。
もちろん、あなたが仕事をしていく上でのさまざまな相談に乗ることは上司や先輩の仕事です。
しかし、唯一「退職を考えていること」に関してだけは、一緒に働く職場の人たちには相談してはいけません。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
「ボーナスもらってすぐ退職」はNG?
退職を決断するタイミングとして「次のボーナスをもらったら辞める」という人はとても多いですよね。
これはありでしょうか?
結論から言うと「みんなやってるからOK」というのが実際のところです。
お金の問題なのでビジネスと割り切りましょう。
もちろん、せっかくボーナスを渡した後に退職されると言うのは、会社にとっては嫌なことです。
ボーナスはそれまでの労働の対価であり、支給条件は就業規則で決まっています。
この条件を満たしているということであれば、正々堂々と受け取って問題ありません。
逆に、ボーナス支給前に退職を伝えると、減額されてしまう可能性もあるので注意してください。
当たり前ですが、会社としては「退職する人」にボーナスをわたしても何のメリットもないからです。
「ボーナスをもらってすぐ退職するなんて、非常識だ。申し訳ない。もらい逃げにならないか…」
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとまじめすぎです。
会社と社員の関係とはいえ雇用契約というビジネスですから、雇用契約書に基づいて渡されるお金(ボーナス)は受け取って何の問題もないですよ。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
退職を切り出すのは転職先が決まってからがベスト
退職を直属の上司に伝える時点で、「次の転職先からすでに内定が出ている状態」であるのがベストです。
つまり、転職活動は普通に働いているときからスタートすべきということですね。
↓時系列でまとめると以下のようになります。
- 仕事を辞める気持ちを固める
- 転職活動をスタートする
- 転職先からの内定が出る
- 直属の上司に退職意思を伝える
- 業務引継ぎ期間と退職日を決定する
- 退職日(=次の転職先の入社日)を転職先に伝える
- 退職日の到来(転職先に入社)
もちろん、もしあなたが「仕事が辛すぎて、毎朝出社前に体調を崩してしまう。このままではうつになってしまう…」という深刻な状況なら、
「次の仕事が決まってから辞める」なんてゆったりしたことを言っている場合ではありません。
体をこわしてしまってからでは取り返しがつかないですから、いったん仕事から離れることも検討すべきです。
在職中に次の転職先を決めておくべき理由
在職中に次の転職先を決めておくべき理由としては、どんな企業でも「失業中の人」を低く評価する傾向があるからです。
↓例えば、失業中に転職活動をすると、以下のような「低い評価」を受けてしまう可能性があります。
- 計画的にものごとを進めていくのが苦手な人なのではないか?
- ひょっとして前の職場で問題を起こして辞めさせられたのでは?
- 社会人としてのカンがにぶっているのではないか?
- 当然いまは無収入だろうから、低い年収オファーでも受けてくれるだろう
特に、最後の「当然いまは無収入だろうから、低い年収オファーでも受けてくれるだろう」というのは避けたいところですよね。
無職の状態で転職活動をすると、このように最初から「足元を見られた状態」で不利なのです。
お給料の金額が不満で退職を検討している人は、必ず在職中に転職活動をするようにしましょう。
ブラック企業で絶対に働きたくない20代が知っておくべきこと
労働環境劣悪なブラック企業で働きたくない人は、
転職活動時に応募する求人をまちがえないことがとても重要です。
どんなに優秀な人でも、
ブラック企業にまちがえて応募してしまうと
悲惨な労働環境で搾取されながら働くことになってしまいます。
これから転職活動を始める人は、
応募する求人の候補にブラック企業の求人が入り込まないよう注意しましょう。
優秀でやる気のある若い人ほど
スムーズに内定まで行ってしまうので、
あれよあれよという間に
気づいたらブラックに入社してた…。
なんてことになりがちなんですよね…。
20代でまだ実務経験が少ない人や、第二新卒の人は、
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20代の転職は、入社前のスキルより転職活動のやり方が重要
20代の転職の場合、入社前に仕事のスキルを身につけておく!…とかより
「どういう会社に入社するか?」
にこだわって転職活動することが大切です。
20代で人脈なんてないのが普通ですし、
よほど特殊なスキルがある人をのぞいて
実務経験にたいした差はないですからね。
ほとんどの企業は、20代の若手人材は
「ゼロから育てていく」というつもりで採用を行っています。
つまり、20代の方の場合、
あなた自身のスキルや過去の職歴よりも、
入社する会社がきちんと利益の出せている会社か?
によって入社後のお給料やキャリアが決まってしまうケースがほとんどなんです。
注意して欲しいのは、
優秀な人間ほどホワイト企業に入れる!…というわけではないことです。
実際「この人めっちゃ仕事できて性格もいいな…」という若手人材でも、
ブラック企業で安い給料で奴隷のように酷使されている…
みたいなケースって山ほどありますからね。
どんなに優秀でやる気のある人でも、
転職活動のやり方をミスってしまうと
悲惨な環境で働くことになってしまうんです。
これってかなり怖いことですよね。
ブラック企業でどれだけ一生懸命働いてもたいした給料は稼げない
もしあなたがとても優秀でやる気のある人であったとしても、
業績が悪く、ろくに利益も出ていない会社にまちがえて入ってしまったら、
あなた自身がどんなに一生懸命まじめに働いても、
給料はまわりの同年代の人たちより安くなってしまうので注意して下さい。
逆に言えば、現時点で学歴や仕事のスキルにあまり自信がない人でも、
転職活動をしっかりやってホワイトな企業に入れば、
同年代に給料やキャリアで差をつけることは可能ということです。
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まっていますよね。
これから転職活動を始める予定の方は、
ホワイトな会社の求人だけをピンポイントで狙って応募するようにしましょう。
給料の安いブラック企業は人間関係も最悪
ブラック企業に間違えて入ってしまうと、
人間関係も最悪な状況で働くことになりがちです。
みんな相場より安いお給料で不満抱えながら働いてるんで、
社員どうしで協力し合う社風とかないんですよね。
仕事って、お給料をたくさんもらえるなら多少きつくても耐えられるものです。
ですが、ブラック企業の場合は
仕事がしんどい上に給料も安い…。
という地獄のような状況でみんな精神的に追い込まれてるんで、
いつもイライラしていて新人の教育とか興味ないんです。
私が20代若手の頃に実際に経験した職場で言えば、
↓例えばこんな感じですね。
(いま思い出すだけで胃がキリキリしてきました…)
- 先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!…など無理な指導をされていつまでたっても仕事ができるようにならない。
- 新人なのにいきなり客先訪問をさせられ恥をかかされる。
- まだ教えてもらっていない仕事内容でミスして怒鳴られる。
- 仕事が終わってないのは仕事が遅いやつの責任ということで入社1ヶ月目からサービス残業させられる(労働基準法のルールを平気で破る)
- ほとんどの新人はどうせ辞めていくから、きちんと指導しても意味がない…という感じで先輩が仕事を教えてくれない。
- 職場で無視され、放置されて何をしたらいいのかわからずウロウロする…。
↑ブラック企業で働く若手の職場環境なんてどこもこんなもんです。
私も新卒で入った会社をすぐにやめて別の会社に転職していたので、
ある程度の冷たい対応は覚悟してたんです。
でも、さすがにこの会社の環境は耐えられなくて数ヶ月で転職しました…。
(その後、次こそは絶対失敗したくない!と思って気合を入れて転職活動した結果、なんとかホワイト企業に入り込むことができました)
一度入ってしまった会社は辞めるのが難しい
一度入社してしまった会社って、
たとえブラックだと気づいても
退職するのが意外に難しい(めんどくさい)こともあります。
もちろん、職業選択の自由って誰でも憲法で認められてる人権なんで、
どんな職場でも仕事を辞めるのは自由ですよ。
ですが、退職の時って1ヶ月前までに退職願を出さないといけないとか、
- まずは直属の上司に退職意思を伝えて、
- その後に部門長に呼び出されて、
- その後さらに人事部に行って…
みたいに、めっちゃめんどくさい社内手続きがあったりするんですよね。
上司や管理職って部下に退職されると自分の人事評価が下がるんで、
いろんな上司のところに話をしに行くたびに
「もうちょっと頑張ってみたら?俺の若い頃は…」
…とかめんどくさい説教されるんで、
さらに精神的に疲弊させられます。
「どうせ辞める会社だからテキトーにやればいいじゃん」
と思われるかもしれませんが、実はそうもいきません。
こういう退職の手続きって適当にやってしまうと、
自分の職歴としてマイナス要素が残る可能性があるんで絶対に手が抜けないんです。
会社の人事部が採用時に参考にする情報として、
雇用保険の加入記録というのがあるんです。
そこに変な履歴を前の会社につけられたりすると
あなたのキャリアに傷がついたりします。
特に大手企業ではこういうのは厳しくチェックしてます。
こういうめんどくさい社内手続きや
上司の引き留めをぐだぐだやってるうちに、
数ヶ月〜1年ぐらいは普通に経ってしまいます。
そう考えると「20代のフレッシュな若手」として会社選びができる期間って意外に短いんですよね。
10年後、20年後になってから「こんなはずでは…」ってなりたくない人は、20代の若手の時点でホワイト企業に入社するようにしましょう。
20代はまちがってもハロワで求人を探すな
現在、ほとんどの人は転職サイトで求人探しをすると思いますが、
「実は求人はハロワで探してます…」という人が
若い人にも意外に多くてびっくりすることがあります。
ハロワって公的機関なんでなんとなく安心感があるのはわかりますが、
結論から言うと20代の人がハローワークを使うのはまずやめといた方が良いです。
ハロワって政府が失業対策や
セーフティネットとして運営している組織です。
言い方は悪いですが、
↓ハロワってこういう
仕事がどうしても見つからなくて苦しんでいる人
向けに政府が求人を紹介してくれる場所なんです。
- 中卒とかで社会に出てしまって全然仕事がない人とか
- 30代後半〜40代以上で家族もいるのにいきなり会社にリストラされてしまった人とか、
- 年齢60代以上でリストラされ、年齢を理由にどこにいっても断られてしまう人とか、
まさか…と思われる人は、実際にハロワに行って窓口で順番待ってる人たちを見てください。
(きっと私のお伝えしたいニュアンスが伝わると思います)
ハロワの求人に応募してしまうと、
必然的に安いお給料で買い叩かれる可能性がきわめて高くなります。
公的機関のハロワでもブラック企業の求人が省かれているわけではまったくないです。
ハロワって企業側は無料でいくらでも求人を出せるので、
業績が悪いのに人手不足なブラック企業が、
広告費をケチるためにハロワで求人募集をかけるケースってめっちゃ多かったりしますからね。
民間企業が運営している転職サイトの場合は、
企業側は求人掲載するために広告費が必要になります。
私たち仕事を探す側が転職サイトを無料で使えるのは、
転職サイトが企業側の負担する広告費で運営されているからです。
実際、私が20代のころに応募したブラック企業の求人は、
ハロワの窓口職員さんが「ここはおすすめですよ!」ってすすめてきた求人でした。
(当時は私も「ハロワの人って公務員みたいなもんだから変なことは言わないだろう」って思って、安易に信用してしまいました…)
ハロワの職員さんって、彼ら自身が非正規職員だったりしますし、
良い求人を紹介しても別に自分の成績になるわけではありませんから意外にテキトーなんですよね…。
20代若手や第二新卒の求人専門の転職サイトを使おう
\ 未経験OKの求人多数あり!/
変な求人にまちがえて応募したくない人は、
↑やはり民間の転職サイトで求人を探すのが無難です。
特に、いま20代の人や第二新卒の人は
20代若手層むけの求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
なお、リクナビなどの大手転職サイトは20代の人は使わない方が良いです。
大手の転職サイトって、30代後半以上の実務経験豊富な人向けの求人紹介がメインだからです。
20代の人がリクナビで求人探しても、
「自分の職歴では応募できる会社が1件もないんだけど…」みたいなことになりがちなんですよね。
(これ、かなり絶望的な気分になるので要注意)
- 新卒就活だと激戦すぎて入社できない上場大手企業の第二新卒OK求人
- 将来的に年収1000万円も狙える経営コンサル企業の20代向け求人
- 人事や法務・マーケティングなど人気職種の未経験OK求人
- 月の残業時間10時間以内のワークライフバランス求人
- テレビCM等で誰でも名前を知っている超大手企業の求人
>>第二新卒やフリーターもOK!
20代専門の転職サイトで求人を見てみる
くりかえしになりますが、
20代の転職は「どういう会社に入るか?」でほぼ決まります。
ホワイトに入るか、ブラックに入るかで
10年後に稼げる年収額はまったく違ってきますよ。
30代〜40代の働き盛りの年代になったころに、
まわりに年収で負けてるのって悔しいじゃないですか。
社会人生活って今後30年も40年も続くことですから、
20代のタイミングでしっかりとキャリア構築を意識して会社を選ぶのが大切ですよ。
これから転職活動を始める人は、ブラック企業の求人があらかじめ排除されている転職サイトで求人を探すようにしてください。
今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ
私のブログを読んでくださっている方の多くは、
↓おそらくこんな感じだと思います。
(こういう人向けに記事を書いています)
- 今すぐ転職するかどうかはわからない。でもさすがに今の会社で老後まで一生働く…とかは考えられない。
- 現在はいろいろ情報を集めている段階(転職活動についてまだ具体的な行動アクションはしていない)
- 学生時代の就活は経験あるけど、社会人の転職活動は何から始めればいいのかいまいちよくわからない…。
↑私も大学出てすぐ〜30代の今まで、
転職活動は何回もやってきたんでよくわかります。
転職活動とかはっきり言ってめんどくさいですよね。
家に帰ってきたらクタクタでパソコンの電源つけるのすらめんどくさいのが普通です。
ただ、今すぐ転職する気はない人も転職サイトへの無料登録だけは今のタイミングでやっといた方が良いです。
仕事のストレスや疲労が限界まで溜まってくると、
転職サイトに登録する気力すらなくなりますからね。
(そうなるとズルズルと先延ばしになり、気づいたらもう年齢20代後半…なんてことになりがちです)
転職サイトで無料アカウントだけでも作っておくと、
自分で指定した年収などの条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
なんとなく気になった求人が見つかったら、
情報としてブックマーク保存しておきましょう。
これやっとくだけでもいざとなれば転職もあるという選択肢を確保することができるんです。
いい意味での「逃げ道」を作っておくことができますから、
今の状況でストレスや過労でどうしようもなくなる前に
転職という対抗策を取ることができます。
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今すぐは転職できない人も無料アカウント登録だけは早めにやっておきましょう。
この先、どうしても転職しないとやってられない…となったときに、
すぐに行動を起こせるようにしておくのがたいせつですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
20代の転職活動がうまくいくか?うまくいかないか?って、
結局は良い求人に出会えるか?によって決まってしまうケースが多いです。
転職活動も出会いの要素が重要(というかほとんどすべて)なんですね。
どんなに能力的にハイスペックでも、
たまたま良い求人に出会えなくて
ブラックでしかたなく働いている…という人はたくさんいますし、
逆に学歴も能力もごくフツーの人だけど、
運良くホワイト企業の求人に出会えて
高いお給料で楽しく働いている人もいます。
これって恋愛と似てたりします。
イケメンや美女なのにたまたまいい人と出会えなくて、
人生で彼氏・彼女できたことないです…って人はたくさんいますよね。
つまり、本人のスペックには問題がないのに、
これまで異性と出会った回数が少なすぎるのが原因でうまくいってないケースです。
そういう人はまずは出会い系でも合コンでもなんでもいいので、
とりあえずは異性と出会う回数を増やすのが重要になるでしょう。
転職活動もこれとまったく同じ。
どんなに能力ややる気に自信があっても(どんなイケメン美女でも)
まずたくさんの企業求人を見てみないと(出会いの場に出てないと)
良い会社には転職することはできません(彼氏・彼女はできません)
いまの会社でこの先ずっと働くことはないかも…
しばらく無職やってたけどさすがにもうやばいかも…
↑などなど、転職を意識し始めたらなるべく早いタイミングで、
転職サイトをフル活用して、
たくさんの求人を見るようにしてください。
転職サイト内で希望する年収額や勤務地、
残業時間の上限などを条件指定しておくと、
それにマッチする求人が出てくるたびに最速で自動通知してくれます。
良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておきましょう。
これをなるべく早いタイミングで初めて、
とにかくたくさんの求人を見てみる(=いろんな異性と出会ってみる)のが大切です。
転職サイトから送られてくるおすすめ求人を
日常的にチェックするクセをつけておくと、
- 「自分の職歴や年齢だと、だいたいこのぐらいの年収相場なんだな」とか、
- 「この会社、ずっと求人募集かけてるけど、ひょっとして人が入ってはすぐ辞めていっている会社なのかな」
↑とかいったように、いろんな気づきがあるはずです。
恋愛でもいろんな人とたくさん会っていると、
なんとなく相手を見る目が養われてきますよね。それと同じです。
転職サイトは無料で使えるものですのでなんのリスクもありません。
転職サイトで見ることができるナマの求人情報から情報を読みとるようにしてください。
X(旧Twitter)やYouTubeを見て転職関連の情報探すよりも
はるかに良い情報リサーチになりますよ。
20代の転職活動は行動が早いか遅いかで決まります。
学歴や職歴、現時点での能力スキルとかまったく関係ありません。
過去の実務経験や職歴で判断される30代以降とは違って、
20代は「いかにしてホワイト企業の求人に出会う確率を上げるか?」で
転職の成功/失敗が決まってしまうんです。