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仕事の悩み

辞める会社なんてマジどうでもいい。円満退職なんて考えないでいいのでさっさと次行こう

  • どうせ辞める会社はどうでもいい?
  • 引き継ぎを3ヶ月やれといわれた…これって同意すべき?
  • 円満退職しておかないと次の転職にひびく?
  • 退職を引き止められたらどうする?

今の会社でずっと働くつもりはないのですが、

いざ退職意思を伝えるとなると、なかなか踏ん切りがつきません。

もし退職を伝えても、職場の人から「辞める会社だからもうどうでもいいんでしょ?」なんていわれながら退職日まで過ごすのはつらそうです…。

今の職場の人たちとの関係をこわしたくない、

という気持ちはよくわかります。

ただ、「会社の利益」と「あなた自身の利益」はいつも一致するとは限りません。

会社と社員の関係であっても、ビジネスであることには違いはないのです。

会社と利害が一致しない時には、あなたはあなた自身の利益になる選択肢を選ぶ必要があります。

「仕事を辞めたい」と勤務先の会社に伝えるのはとても勇気がいることですよね。

ずっと働く気はない会社だけど、なかなか退職を言い出せない…。

というお悩みをお持ちの方、きっと多いのではないでしょうか。

この記事では、近い将来に辞める予定の会社とのつきあい方や、

次の転職先で不利な扱いをうけないために、

退職前に必ずやっておくべきことを説明します。

「今の会社にずっといるつもりはないけど、まわりの声が気になってなかなか一歩踏み出すことができない…」

と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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会社の利益と、あなたの利益が一致しないことはある

辞める会社 どうでもいい

(会社の利益と、あなた自身の利益が一致しないことはあります)

冒頭でも少し説明しましたが、

会社の利益」と「あなた自身の利益」が一致しないときには、

あなたはあなた自身の利益を優先して行動して問題ありません。

というか、そうしないと会社にいいようにこき使われるだけですよ。

新卒で働いている若い人は、

「そうはいってもなんだかんだで会社は社員の終身雇用守ってくれるだろう(うちは大手企業だし…)」

と思われている方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、会社が終身雇用を維持する気がないことはとっくにニュースで明らかになっていたりします。

↓例えば、経団連の会長ですらこんなことを言っています

(経団連というのは日本を代表する大手企業経営者の組合みたいなものです)

(経団連 中西宏明会長のコメント)

「正直言って経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。」

日テレニュース24「経団連会長”終身雇用を続けるのは難しい”」2019年4月19日

↑この方は日立製作所の経営者です。

日本を代表するような有名大手企業でさえ、

「どんなに会社につくしてくれても、会社は責任とりませんよ(会社の業績が悪かったら、クビにすることもあるかもよ)」

と堂々と宣言してるんです。すごい時代ですよね…。

実際、シャープは業績悪化で2000人の首切りをし、中国(台湾)企業の子会社みたいになってしまいましたし、

ゴーン社長が逮捕された日産自動車は2019年7月には1万2500人のリストラをすると発表しています(その後もっと増えるかも…とかいってます)

このように、日本を代表するような大手企業でも、この先何が起こるかはわかりません。

ましてや中小企業では「会社が社員の生活を守る」という意識を持っている会社の方が少ないのではないでしょうか。

会社は「従業員のために〜」とかきれいごとをいろいろいいますが、究極的にはあなたの人生までは責任を持ってくれません。

自分の人生は自分で守らないといけない時代になったということですね。

会社はあなたを守ってくれない

ちょっとスケールの大きな話になってしまったので、

身近な「職場の話」に戻りましょう。

あなたが転職することについては、

↓あなたの職場の人たちはきっとこんなふうに感じているでしょう。

あなたの上司にとって、自分の部下の中から退職者を出してしまうことは、上司自身の評価を下げる要因になります。

また、あなたの同僚にとって、あなたが職場を離れることは、一時的にその人たちの業務負担を増やすことになるでしょう。

当然、あなたの代わりの新人を採用するでしょうが、新人教育には長い時間がかかるものです。

このように、会社とあなたの利害は、一致しないことの方が多いのです。

あなたがどれだけ職場の人たちを思いやっていたとしても、

職場の人たちは、

ふーん。でもどうせ辞めるんでしょ?結局こっちのことなんてどうでもいいんだよね?

というのが本音かもしれません。

それじゃあ、今の職場の人たちのために、

あなたはあなた自身のキャリアアップをあきらめるべきなのか?

もっと高いお給料でやりがいのある仕事ができるはずなのに、

現状で満足しないといけないのか?

というと、当たり前ですがそんなことは決してありません。

上で見てきたように、会社はあなたの人生までは面倒をみてくれません。

逆に言えば、あなたは会社に奴隷のように尽くす必要はないですし、自分の好きなように生きて良いのです。

あなたがどういう会社を選ぶか?は、あなただけが決められる問題なのです。

こういう考え方を「つらい、怖い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、これが現在の日本社会の現実です。

(この手のブログできれいごとなんていっても何の意味もないので、リアルなことをあえて書きました)

現状を変えて、もっと良い環境で働きたいなら、

これはどうしても超えないといけない心理的なハードルであることは理解しておいてください。

>>例えば、こんな会社はさっさと辞めていい

会社も「ある程度の離職者が出ること」は想定済みだったりする

辞める会社 どうでもいい

(退職者が出ることは会社の側でも「想定済み」です)

会社としては、社員の中からある程度の数の離職者が出ることは最初から想定済みです。

会社というのは複数の人間が集まって成り立っている組織ですから、

「1人の人間が抜けただけでやっていけなくなる…」なんてことは普通はないのです。

あなたが辞めることも会社としては想定済みですし、

あなたが辞めた後にはまた新しい人を採用するだけの話です。

なので、雇用される側の立場としては、

「今の仕事はつらいけど、自分が辞めたら迷惑をかけてしまうから働き続ける」

なんて無理をする必要はありません。

今は21世紀です。

一人の主君に一生つかえないといけなかった江戸時代の武士の時代ではないのです。

どこで働くか?どんな仕事をするか?

については、あなた自身が自由に選んでいいのです。

人が辞めない職場を作るのは会社側の責任

もっといってしまえば、

優秀な社員が「ずっと働きたい」と思ってもらえるように環境をととのえていくことは、会社側の責任です。

↓例えば、トヨタ自動車の豊田章男社長はこんなことを言っています。

(やはり成功する企業の経営者はレベル違いますね…)

辞める会社 どうでもいい

(トヨタの豊田章男社長が新入社員にスピーチした内容)

離職率が高いとか、若い人がどんどん辞めていってしまうとかいうのは、

ほとんどのケースで会社の責任であるといっても良いでしょう。

「会社の利益か、あなた自身の利益か」という二者択一になった場合には、

あなたはあなた自身の利益を考えて行動すればいいのです。

例えば、こんな職場はさっさと辞めていい

辞める会社 どうでもいい

(劣悪すぎる環境で働いていませんか?)

上の話の延長になりますが、

若い人がどんどん辞めていく職場」というのは、たいてい問題ありです。

具体的には、以下のようなことに心当たりがないでしょうか。

↓こういう職場は「要注意」ですね。

  • 明らかに割りに合っていない給料(月給手取り20万円切ってるなど)
  • 成長できない環境
  • 職場いじめ、陰湿な人間関係
  • プライベートがない(慢性的な残業体質)
  • パワハラやセクハラのある職場は論外
  • 上司が正当な評価をしてくれない(えこひいき)

トヨタの社長がいうように、

社員に「魅力的な職場」と思ってもらえるように努力するのは、会社や経営者の役割です。

今の職場があまりにも割に合っていないと感じているなら、さっさと辞めて次の職場にいきましょう。

心配しないでも、あなたが今20代なら、未経験からやり直せる正社員の仕事なんていくらでもありますよ。

特に、大学卒業から3年以内の「第二新卒」に該当する人なら、

大手企業を含めて未経験から挑戦できる求人がたくさんあります。

ブラックな職場にいつまでも粘着されるなんてバカバカしいです。

さっさと見切りをつけて、ホワイトな職場でキャリアをやり直しましょう。

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人間が一生涯で働けるのは10000日間だけ

大卒23歳で社会に出て、65歳前後まで働いたとしたら、

仕事人生って実は40年間しかありません。

年間250日働いたとして、約10,000日です。

どんなに頑張っても、人間は1回の人生で10,000日ぐらいしか働けないのです。

この10,000日を上手に使うか?浪費するか?

によって、あなたの人生の豊かさはまったく違ってくるということですね。

1つの会社で10年働いたとしたら2500日なくなります。

あっというまですね。

キャリアやり直しの転職は20代までに完了しよう

もっといえば、社会人になって最初の20年間と、最後の20年間ではまったく状況が違います。

40代、50代になってから「今の仕事はあってないと感じるから辞める。まったく新しいことを始める」という決断をするのはかなり難しいでしょう。

キャリアやり直しの転職(未経験職種への転職)」ができるのは、

どんなに遅くても34歳までです。

スムーズにいきたいなら20代までが限界でしょう。

このように、仕事をゼロから選べるのは若い人(20代〜30代)の特権なんです。

繰り返しになりますが、会社はあなたの人生まではめんどう見てくれません。

まったく仕事楽しくない、尊敬できる人もいないブラック企業なんて、

さっさと辞めて次に行った方が良いです(人生後悔したくないなら、ですが)

同じ状況のまま年齢だけをどんどん重ねていくことにもなりかねませんよ。

転職は年齢が上になればなるほど不利になりますので、注意しておいてください。

>>20代が「キャリアやり直し」の転職を成功させるには?

円満退職しておかないと次の職場にひびいてしまう?

辞める会社 どうでもいい

(円満退職しても「得すること」なんてあんまりなかったりする…)

「今の職場を円満退職しておかないと、次の職場にひびくかも…」

という不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

これについては、「退職に関する法律上の手続き」だけはきっちりと済ませておくのがおすすめです。

簡単に言えば「ばっくれとかそういう変なことしなければ大丈夫」という話です。

社会保険や雇用保険の加入記録さえきちんと残るようにしておけば、

次の転職で困ることなんてまずありません。

具体的にやるべきことは、退職願を書面で会社に出しておくことだけです。

そして、退職時には離職票雇用保険被保険者証の2つを受け取るようにしてください(何も言わなくても会社がやってくれるはずです)

退職時にやること

  • 書面で「退職願」を直属の上司に出す
  • 離職票を受け取ること
  • 雇用保険の被保険者証を受け取ること

離職票や雇用保険被保険者証は、

失業保険をもらったり、次の職場に移ったりするときに必要な書類です。

ほとんどのケースでは、退職願いを出すだけで後は自動的に手続きが進んでいくと思います。

会社辞めたら人間関係はそこまでで終わる(円満退職なんてどうでもいい)

会社は円満退職できるにこしたことはないでしょう。

会社辞めた後にも友達でいられる人がいたら素敵ですよね。

ですが、あなたが仕事を辞めた時点で、

今の職場の人たちとの関係はほぼ100%切れてしまうのが現実です。

年賀状のやりとりぐらいはもしかしたらあるかもしれませんが、所詮はその程度のことです。

あなた自身、今までの人間関係をふりかえって考えてみてください。

今まで職場で出会った人で、辞めて行った後も連絡とってる人って何人いるでしょうか。

辞めた人に「最近どうしてる?」なんて電話するの、はっきりいってめんどくさいですよね。

もし無職のままで苦しんでたら…とか考えて、

気を使って連絡しないでいるうちに、関係なんてすぐ切れてしまいます。

さびしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

これはむしろプラスに働く部分の方が大きかったりします。

わずらわしい人間関係を継続しなくてもいいってことですからね。

何が言いたいかというと、

「今の職場をぜったいに円満退職しないといけない…」なんて思いつめる必要はまったくないってことです。

まして、「職場の人に嫌われるから今の仕事を辞めない」なんて、

ふられた恋人にプレゼント送り続けるようなもんです。むなしいだけですよ。

辞める会社の人たちのことをいくら思いやっても、あなたの人生にプラスになることはほとんどないです。

相手がブラック企業の場合の対応方法

相手がブラック企業である場合は、退職にあたってはちょっと注意が必要です。

あなたが退職を申し出ても、

なんだかんだと理由をつけて退職日をのばされてしまう可能性があります。

また、退職を切り出したとたん、

「どうしても辞めるというなら損害賠償請求する」とブチギレされる…なんてことも考えられます。

しかし、労働者が退職したことで損害賠償義務が発生することなんてことは、ほぼありえません。

あるとしたら業務時間中にいきなり仕事ほったらかして逃げ出したのが原因で会社に損害が発生したとか、

会社の商品を盗んだとか、意図的に破壊したとか(器物損壊)、

上司や同僚をぶんなぐったとか、会社のお金を横領したとか、

そういった犯罪レベルのことをした場合だけですね。

  • 「これから忙しくなるのに辞めるなんて非常識だ」
  • 「次の転職先にいいふらす」
  • 「この業界でまともな転職先にいけると思うな」

↑会社がこういうことをいってきたとしても、ほぼ100%単なるおどしです。屈してはいけません。

「次の転職先に言いふらす」とか、「個人情報の漏洩をやります」とみずから宣言しているようなもんです(アホですね)

最悪、会社に対して刑事罰ということになるでしょう。

日本の法律では、会社と労働者のあらそいになったときには、労働者の側に圧倒的に有利になる仕組みになっていますから、安心してください。

ただ、有給休暇の消化を認めないとか、残業した分の賃金を払わないといった嫌がらせをしてくるブラック企業はありえます。

そういう場合は、退職代行サービスを使うのも一つ手段ですね。

退職代行サービスは、退職に関する手続きを全部代わりにやってくれるサービスです。

極端な話、明日から会社に行かなくても退職の手続きがすべて完了します。

手続きには3万円〜5万円ぐらいの費用が必要になりますが、弁護士さんが退職金その他のお金を取り戻してくれますので、相手がブラック企業なら使ってみるメリットはあると思いますよ。

(未払い賃金はきちんと計算したら100万円を超えることもあります)

↓※退職代行サービスの詳細はこちら

弁護士法人みやびの退職代行サービス

まとめ

今回は、近いうちに辞める予定の会社との付き合い方について解説しました。

はっきりいって、辞める会社との関係なんて「どうでもいい」というのが実際のところです。

辞めた会社の人たちと連絡をとることなんて今後一生ありませんし、あなたが20代なら未経験から働ける正社員の仕事なんていくらでもありますからね。

「職場の人に気がねして仕事を辞められない」なんて、損をするだけです。

あなたの人生はあなただけのものです。ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてくださいね。

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