- 明日面接なのに何もしてない…。
- 時間がなくても最低限やっておくべきことは?
- 部屋に入る時のマナーは?
- よくある面接質問は?
- 何か質問はありますか?と逆質問されたらどう答える?
「明日面接なのに何もしてない…。どうしても準備をする気が起きない…。」っていうこと、ありますよね。
この記事では、面接前日で何もしていない人でも、
最低限これだけは準備をしておくべき!という内容についてまとめてみました。
一度目を通しておくだけで不安はかなり減ると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事の目次
最低限ホームページなどで情報収集しておくべきこと
応募先の企業がどういう会社なのか?について、なんとなくでもいいのでイメージを持っておきましょう。
↓例えば、以下のようなことは企業のホームページで5分あれば確認できますよ。
- その会社は何屋さん?
どんな会社であっても、会社である以上はお客さんがいて、何かを売っているはずです。
応募する会社が誰をお客さんとして、どういう商品やサービスを売っている会社なのかを把握しておきましょう。 - その会社の規模は大きい?小さい?
その会社の業界内での規模はどのぐらいかを理解しておきましょう。押しも押されもせぬ業界一位なのか、これからビジネススタートしたばかりのベンチャー企業なのかによって、求められる人材像は違います。 - 採用されたら何の仕事をやる?
もし採用されたとして、あなたが配属される部署は何部でしょうか?
営業?人事?経理?マーケティング?などなど、職種によってどういう仕事をするか決まります。面接ではあなたの配属先の責任者が面接官になることがあります。
どういう職種で募集されているのか?については把握しておくべきですね。 - 社長は自己紹介でなんて言ってる?
企業のホームページには「社長あいさつ」といったようなページがあることが多いです。
そのページで社長がどんなことを書いているか?を見ておくと、その会社の社風がなんとなく見えてきますよ。
面接では「御社の社長さまが経営理念として〜ということを書かれていたので、とても共感しました」といったように話題にすることもできますね。
最低限の情報については下調べしておかないと、
「ひょっとしてうちの会社に興味ない?第一志望じゃないのかも?」
と疑われる可能性がありますから注意してくださいね。

最低限準備しておこう!転職面接の定番質問
転職の面接で聞かれる質問というのはだいたい定番が決まっています。
代表的な面接質問を一覧で紹介しますので、回答を用意しておきましょう。
どういう質問がくるか?さえわかっていれば、ある程度はアドリブでなんとかなるものです。
(面接はイメトレが大切です)

- なぜこの会社に応募されましたか?
- なぜこの業界で働こうと思いましたか?
- なぜこの職種(営業、経理、人事など)に応募されましたか?
- 自己PRをお願いします
- 転職理由(退職理由)を教えてください
- あなたの長所を教えてください
- あなたの短所を教えてください
- 別の会社も受けていますか?(転職活動の進捗はいかがですか?)
- 今日内定を出したとしたら入社してくれますか?
- 転勤は可能ですか?
- (職歴書をみながら)この仕事で経験されたのはどんなことですか?
- 趣味は何ですか?(休みの日は何をしていますか?)
- 尊敬している人はいますか?
本来は、面接の準備をするならある程度の時間をとって対策をねっていくのが適切ですね。
しかし、どうしても時間がない!という方は、最低限「どういう質問がくるのか?」を把握しておくのにつとめましょう。
何か質問はありますか?と聞かれたらこれ!定番の逆質問
転職面接終了のタイミングで、「最後に、何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。
いわゆる逆質問というやつですね。
「いえ、特に何もありません…」では、入社意欲が低いと思われがちです。
必ず何か質問を出すようにしましょう。

↓具体的には、以下のようなことを逆質問として準備しておくと良いですよ。
- 入社までにどんなことを勉強しておくと役立つでしょうか?
- 職場には私と同世代の人たちはいますか?
- 1日の業務スケジュールについて教えていただけますか?
- 御社ではどんなタイプの方が多いですか?
- 中途採用者にどんなことを期待されているか教えてください
逆質問に対して回答をしてもらった後には、
「よく理解できました。わかりやすくご説明いただきありがとうございました」というかたちで面接を終えましょう。
逆質問しない方が良い内容
↓逆に、面接では以下のようなことは逆質問しない方が良いです。
せっかく高評価をもらっていたのに、逆質問で評価を下げてしまっては意味がありませんから、注意してくださいね。
- 給料や福利厚生についての質問
給与については募集要項を見れば分かりますし、「残業はありますか?」と入社前に聞くようでは熱意を疑われかねません。 - 採用されたら〜の仕事はできますか?
希望の仕事ができなかったらすぐ辞めてしまうのかも?という不安を与えがちな質問ですので、避けましょう。 - 御社の経営戦略について〜
相手は現役で業界内で働いている人ですので、半端な知識でこむずかしい質問をしても見透かされてしまいます。場がしらける可能性大です。 - 昇進に何年ぐらいかかりますか?
昇進や出世は入社後の努力しだいです。面接の場で人事評価の基準について情報漏洩するような人事担当者はまずいません。
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面接室に入る前に知っておくべきマナー
↓面接当日には、以下のような面接マナーについて押さえておくようにしましょう。
面接室に入る前の段階で、ある程度の評価を決めてしまう採用担当者もいますので、要注意です。
遅刻は厳禁
面接では遅刻は厳禁です。
遅くとも約束時間10分前の到着を心掛けましょう。
もちろん、電車遅延などのやむを得ないケースもあります。
そういった理由での遅刻の場合は、面接時間がくる前に企業側に電話連絡しましょう。
受付での伝え方
会社の建物に到着したら、携帯電話はマナーモードか電源を切っておきましょう。
コートは建物に入る前に脱いで、手に持ちます(着たまま入らない)
身だしなみの最終チェックをしてから受付に向かってください。

↓受付では、以下のように伝えましょう。
●●と申します。
本日●●時より面接に参りました。
●●部の●●様(できればフルネーム)とお約束させていただいておりますので、ご確認いただけますでしょうか。
待合室などで待つように言われたら、席に着き姿勢を正しておいてください(立って待つ場合も同様です)
この時、スマホを触ったり、キョロキョロしたりなどするのはNGです。
履歴書や面接で話す内容を再確認したりなど、迷惑のかからないよう静かに待ちましょう。
入室するとき
名前を呼ばれたら入室です。
ドアを3回ノックします。
部屋の中から「どうぞ」といわれたら、「失礼します」と大きな声でいってから、ドアを開けて入室してください。
ドアを閉める時は、必ずドアの方を向きドアを閉めてください。
(前を向いたまま後ろ手で閉めるのはダメです)
↓ドアから部屋の中に向き直ってから、ドアのところで以下のように挨拶しましょう。
本日はお時間をいただきありがとうございます。
●●と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
勝手に席につかないように注意しましょう。
必ず着席を促されるのを待ち、「どうぞお座りください」など促されてから「失礼します」と断りを入れてから座ります。
かばんは椅子の横に置き、コートを持っている場合はかばんの上に置いてください。
面接中のマナー
↓面接中は、以下のことだけ頭に入れておいてください。
- とにかくゆっくりていねいに大きな声で話す
- 明るい表情を保つ
- 聞かれたことに対して、必要なことだけを話す
緊張している状態だと、早口になってしまうものです。
「ゆっくりすぎるかも」というぐらいにゆっくり話すよう心掛けましょう。
面接は普通の会話とは違います。
面接には面接のコミュニケーションの取り方があると理解しましょう。
※「ショートコント!面接!」という気持ちでのぞむとうまくいきます。

また、質問に対して必要ないことまで長々と話してしまうのもNGです。
相手が聞きたいことはなんだろう?とイメージしながら回答をするようにしましょう。
「結論申し上げますと~。」「理由は3つあります。1点目は~」など聞き手が理解しやすい話し方がビジネスでは好まれます。
面接に持っていくべきもの
最後に、面接の持ち物を確認しておいてください。
- A4サイズの書類が入るバッグ
履歴書や企業からもらう資料などを折り曲げず入れられるバッグがおすすめです。
マチが広く床に置いた際に独立できるバッグであれば面接時に倒れてしまったりせず、安心して面接にのぞめます。 - 履歴書・職務経歴書など応募書類のコピー
面接では履歴書、経歴書の内容についての質問をされるケースが多いです。
面接前に読み直したり、メモ書きができるようコピーを持参しておきましょう。
直前の準備で助けられることもあるため、原本とコピーはセットで準備しておくことがおすすめです。 - 求人情報(募集要項)のコピー、会社案内など
面接前に再確認できるよう求人情報(募集要項)のコピー、会社案内なども持参しましょう。
企業が求める人材像やその企業が何に力を入れているか企業理念など情報が詰まっているので、面接前には用意しておくようにしてください。 - 筆記用具(ペンやスケジュール帳)
企業によっては受付で入館証を受け取る場合などもあります。また、適正テストやアンケートを実施している企業もありますので筆記用具は常に持参するようにしましょう。
最低限、ボールペン、シャープペン、消しゴム、手帳(スケジュール表)があれば安心です。 - スマートフォン、携帯電話
遅刻の際の連絡や企業の場所や到着時間を調べる際もスマートフォン、携帯電話はあった方が便利です。
面接時はバイブ機能でも音がしてしまうため、電源を切るかサイレントモード(バイブ機能なし)に設定をしておいてください。 - 応募先(採用担当部署)の電話番号、担当者名のメモ
受付で呼び出す際にも担当者の部署や名前が必要です。
また、応募した企業の連絡先がわからないと緊急時に困ってしまう為、携帯に登録しておくかメモをして持っておきましょう。 - 腕時計
時間は携帯やスマートフォンでも確認することができますが、面接中は確認することができません。腕時計をつけておきましょう。
また、見た目の印象でも腕時計を付けている方が、時間にしっかりしている印象を与えることができます。
カジュアルなものは避け、ビジネス用の時計を用意しておきましょう。 - 現金
電車やバスの交通費、遅延などで遅刻しそうな時のタクシー代、早く着きすぎてしまった時のカフェ代など困らない程度の現金を用意しておきましょう。 - ハンカチ・ティッシュ
ハンカチやティッシュは最低限のエチケットです。
トイレに行ったときにスーツで手を拭くわけにはいきませんので用意しておきましょう。 - 履歴書は封筒に入れて持っていく
履歴書本体を折らないでも入れられるサイズの封筒を用意し、それに入れて持っていきます。
受付などで履歴書などが回収される場合には、封筒のまま渡します。
一方で、面接官に直接手渡すときには封筒から出して渡します。
面接直前に「忘れ物に気づいた」なんてことになると、
ただでさえ緊張する面接がさらに心理的に苦しくなってしまいます。
寝る前に準備をして、よく朝もう一度確認してから出発しましょうね。
