- 明日面接なのに何もしてない…。
- 時間がなくても最低限やっておくべきことは?
- 部屋に入る時のマナーは?
- よくある面接質問は?
- 何か質問はありますか?と逆質問されたらどう答える?
「明日面接なのに何もしてない…。どうしても準備をする気が起きない…。」っていうこと、ありますよね。
この記事では、面接前日で何もしていない人でも、
最低限これだけは準備をしておくべき!という内容についてまとめてみました。
一度目を通しておくだけで不安はかなり減ると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
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ホワイト企業の求人なんてどこにもないんだけど…
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最低限ホームページなどで情報収集しておくべきこと
応募先の企業がどういう会社なのか?について、なんとなくでもいいのでイメージを持っておきましょう。
↓例えば、以下のようなことは企業のホームページで5分あれば確認できますよ。
- その会社は何屋さん?
どんな会社であっても、会社である以上はお客さんがいて、何かを売っているはずです。
応募する会社が誰をお客さんとして、どういう商品やサービスを売っている会社なのかを把握しておきましょう。 - その会社の規模は大きい?小さい?
その会社の業界内での規模はどのぐらいかを理解しておきましょう。押しも押されもせぬ業界一位なのか、これからビジネススタートしたばかりのベンチャー企業なのかによって、求められる人材像は違います。 - 採用されたら何の仕事をやる?
もし採用されたとして、あなたが配属される部署は何部でしょうか?
営業?人事?経理?マーケティング?などなど、職種によってどういう仕事をするか決まります。面接ではあなたの配属先の責任者が面接官になることがあります。
どういう職種で募集されているのか?については把握しておくべきですね。 - 社長は自己紹介でなんて言ってる?
企業のホームページには「社長あいさつ」といったようなページがあることが多いです。
そのページで社長がどんなことを書いているか?を見ておくと、その会社の社風がなんとなく見えてきますよ。
面接では「御社の社長さまが経営理念として〜ということを書かれていたので、とても共感しました」といったように話題にすることもできますね。
最低限の情報については下調べしておかないと、
「ひょっとしてうちの会社に興味ない?第一志望じゃないのかも?」
と疑われる可能性がありますから注意してくださいね。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
最低限準備しておこう!転職面接の定番質問
転職の面接で聞かれる質問というのはだいたい定番が決まっています。
代表的な面接質問を一覧で紹介しますので、回答を用意しておきましょう。
どういう質問がくるか?さえわかっていれば、ある程度はアドリブでなんとかなるものです。
(面接はイメトレが大切です)
- なぜこの会社に応募されましたか?
- なぜこの業界で働こうと思いましたか?
- なぜこの職種(営業、経理、人事など)に応募されましたか?
- 自己PRをお願いします
- 転職理由(退職理由)を教えてください
- あなたの長所を教えてください
- あなたの短所を教えてください
- 別の会社も受けていますか?(転職活動の進捗はいかがですか?)
- 今日内定を出したとしたら入社してくれますか?
- 転勤は可能ですか?
- (職歴書をみながら)この仕事で経験されたのはどんなことですか?
- 趣味は何ですか?(休みの日は何をしていますか?)
- 尊敬している人はいますか?
本来は、面接の準備をするならある程度の時間をとって対策をねっていくのが適切ですね。
しかし、どうしても時間がない!という方は、最低限「どういう質問がくるのか?」を把握しておくのにつとめましょう。
何か質問はありますか?と聞かれたらこれ!定番の逆質問
転職面接終了のタイミングで、「最後に、何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。
いわゆる逆質問というやつですね。
「いえ、特に何もありません…」では、入社意欲が低いと思われがちです。
必ず何か質問を出すようにしましょう。
↓具体的には、以下のようなことを逆質問として準備しておくと良いですよ。
- 入社までにどんなことを勉強しておくと役立つでしょうか?
- 職場には私と同世代の人たちはいますか?
- 1日の業務スケジュールについて教えていただけますか?
- 御社ではどんなタイプの方が多いですか?
- 中途採用者にどんなことを期待されているか教えてください
逆質問に対して回答をしてもらった後には、
「よく理解できました。わかりやすくご説明いただきありがとうございました」というかたちで面接を終えましょう。
逆質問しない方が良い内容
↓逆に、面接では以下のようなことは逆質問しない方が良いです。
せっかく高評価をもらっていたのに、逆質問で評価を下げてしまっては意味がありませんから、注意してくださいね。
- 給料や福利厚生についての質問
給与については募集要項を見れば分かりますし、「残業はありますか?」と入社前に聞くようでは熱意を疑われかねません。 - 採用されたら〜の仕事はできますか?
希望の仕事ができなかったらすぐ辞めてしまうのかも?という不安を与えがちな質問ですので、避けましょう。 - 御社の経営戦略について〜
相手は現役で業界内で働いている人ですので、半端な知識でこむずかしい質問をしても見透かされてしまいます。場がしらける可能性大です。 - 昇進に何年ぐらいかかりますか?
昇進や出世は入社後の努力しだいです。面接の場で人事評価の基準について情報漏洩するような人事担当者はまずいません。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
面接室に入る前に知っておくべきマナー
↓面接当日には、以下のような面接マナーについて押さえておくようにしましょう。
面接室に入る前の段階で、ある程度の評価を決めてしまう採用担当者もいますので、要注意です。
遅刻は厳禁
面接では遅刻は厳禁です。
遅くとも約束時間10分前の到着を心掛けましょう。
もちろん、電車遅延などのやむを得ないケースもあります。
そういった理由での遅刻の場合は、面接時間がくる前に企業側に電話連絡しましょう。
受付での伝え方
会社の建物に到着したら、携帯電話はマナーモードか電源を切っておきましょう。
コートは建物に入る前に脱いで、手に持ちます(着たまま入らない)
身だしなみの最終チェックをしてから受付に向かってください。
↓受付では、以下のように伝えましょう。
●●と申します。
本日●●時より面接に参りました。
●●部の●●様(できればフルネーム)とお約束させていただいておりますので、ご確認いただけますでしょうか。
待合室などで待つように言われたら、席に着き姿勢を正しておいてください(立って待つ場合も同様です)
この時、スマホを触ったり、キョロキョロしたりなどするのはNGです。
履歴書や面接で話す内容を再確認したりなど、迷惑のかからないよう静かに待ちましょう。
入室するとき
名前を呼ばれたら入室です。
ドアを3回ノックします。
部屋の中から「どうぞ」といわれたら、「失礼します」と大きな声でいってから、ドアを開けて入室してください。
ドアを閉める時は、必ずドアの方を向きドアを閉めてください。
(前を向いたまま後ろ手で閉めるのはダメです)
↓ドアから部屋の中に向き直ってから、ドアのところで以下のように挨拶しましょう。
本日はお時間をいただきありがとうございます。
●●と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
勝手に席につかないように注意しましょう。
必ず着席を促されるのを待ち、「どうぞお座りください」など促されてから「失礼します」と断りを入れてから座ります。
かばんは椅子の横に置き、コートを持っている場合はかばんの上に置いてください。
面接中のマナー
↓面接中は、以下のことだけ頭に入れておいてください。
- とにかくゆっくりていねいに大きな声で話す
- 明るい表情を保つ
- 聞かれたことに対して、必要なことだけを話す
緊張している状態だと、早口になってしまうものです。
「ゆっくりすぎるかも」というぐらいにゆっくり話すよう心掛けましょう。
面接は普通の会話とは違います。
面接には面接のコミュニケーションの取り方があると理解しましょう。
※「ショートコント!面接!」という気持ちでのぞむとうまくいきます。
また、質問に対して必要ないことまで長々と話してしまうのもNGです。
相手が聞きたいことはなんだろう?とイメージしながら回答をするようにしましょう。
「結論から申し上げますと~。」「理由は3つあります。1点目は~」など聞き手が理解しやすい話し方がビジネスでは好まれます。
>>ブラック企業でぜったい働きたくない20代が知っておくべき注意点
面接に持っていくべきもの
最後に、面接の持ち物を確認しておいてください。
- A4サイズの書類が入るバッグ
履歴書や企業からもらう資料などを折り曲げず入れられるバッグがおすすめです。
マチが広く床に置いた際に独立できるバッグであれば面接時に倒れてしまったりせず、安心して面接にのぞめます。 - 履歴書・職務経歴書など応募書類のコピー
面接では履歴書、経歴書の内容についての質問をされるケースが多いです。
面接前に読み直したり、メモ書きができるようコピーを持参しておきましょう。
直前の準備で助けられることもあるため、原本とコピーはセットで準備しておくことがおすすめです。 - 求人情報(募集要項)のコピー、会社案内など
面接前に再確認できるよう求人情報(募集要項)のコピー、会社案内なども持参しましょう。
企業が求める人材像やその企業が何に力を入れているか企業理念など情報が詰まっているので、面接前には用意しておくようにしてください。 - 筆記用具(ペンやスケジュール帳)
企業によっては受付で入館証を受け取る場合などもあります。また、適正テストやアンケートを実施している企業もありますので筆記用具は常に持参するようにしましょう。
最低限、ボールペン、シャープペン、消しゴム、手帳(スケジュール表)があれば安心です。 - スマートフォン、携帯電話
遅刻の際の連絡や企業の場所や到着時間を調べる際もスマートフォン、携帯電話はあった方が便利です。
面接時はバイブ機能でも音がしてしまうため、電源を切るかサイレントモード(バイブ機能なし)に設定をしておいてください。 - 応募先(採用担当部署)の電話番号、担当者名のメモ
受付で呼び出す際にも担当者の部署や名前が必要です。
また、応募した企業の連絡先がわからないと緊急時に困ってしまう為、携帯に登録しておくかメモをして持っておきましょう。 - 腕時計
時間は携帯やスマートフォンでも確認することができますが、面接中は確認することができません。腕時計をつけておきましょう。
また、見た目の印象でも腕時計を付けている方が、時間にしっかりしている印象を与えることができます。
カジュアルなものは避け、ビジネス用の時計を用意しておきましょう。 - 現金
電車やバスの交通費、遅延などで遅刻しそうな時のタクシー代、早く着きすぎてしまった時のカフェ代など困らない程度の現金を用意しておきましょう。 - ハンカチ・ティッシュ
ハンカチやティッシュは最低限のエチケットです。
トイレに行ったときにスーツで手を拭くわけにはいきませんので用意しておきましょう。 - 履歴書は封筒に入れて持っていく
履歴書本体を折らないでも入れられるサイズの封筒を用意し、それに入れて持っていきます。
受付などで履歴書などが回収される場合には、封筒のまま渡します。
一方で、面接官に直接手渡すときには封筒から出して渡します。
面接直前に「忘れ物に気づいた」なんてことになると、
ただでさえ緊張する面接がさらに心理的に苦しくなってしまいます。
寝る前に準備をして、よく朝もう一度確認してから出発しましょうね。
ブラック企業で絶対に働きたくない20代が知っておくべきこと
労働環境劣悪なブラック企業で働きたくない人は、
転職活動時に応募する求人をまちがえないことがとても重要です。
どんなに優秀な人でも、
ブラック企業にまちがえて応募してしまうと
悲惨な労働環境で搾取されながら働くことになってしまいます。
これから転職活動を始める人は、
応募する求人の候補にブラック企業の求人が入り込まないよう注意しましょう。
優秀でやる気のある若い人ほど
スムーズに内定まで行ってしまうので、
あれよあれよという間に
気づいたらブラックに入社してた…。
なんてことになりがちなんですよね…。
20代でまだ実務経験が少ない人や、第二新卒の人は、
20代の転職支援専門の求人サイトを使って求人を探すことが大切です。
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20代の転職は、入社前のスキルより転職活動のやり方が重要
20代の転職の場合、入社前に仕事のスキルを身につけておく!…とかより
「どういう会社に入社するか?」
にこだわって転職活動することが大切です。
20代で人脈なんてないのが普通ですし、
よほど特殊なスキルがある人をのぞいて
実務経験にたいした差はないですからね。
ほとんどの企業は、20代の若手人材は
「ゼロから育てていく」というつもりで採用を行っています。
つまり、20代の方の場合、
あなた自身のスキルや過去の職歴よりも、
入社する会社がきちんと利益の出せている会社か?
によって入社後のお給料やキャリアが決まってしまうケースがほとんどなんです。
注意して欲しいのは、
優秀な人間ほどホワイト企業に入れる!…というわけではないことです。
実際「この人めっちゃ仕事できて性格もいいな…」という若手人材でも、
ブラック企業で安い給料で奴隷のように酷使されている…
みたいなケースって山ほどありますからね。
どんなに優秀でやる気のある人でも、
転職活動のやり方をミスってしまうと
悲惨な環境で働くことになってしまうんです。
これってかなり怖いことですよね。
ブラック企業でどれだけ一生懸命働いてもたいした給料は稼げない
もしあなたがとても優秀でやる気のある人であったとしても、
業績が悪く、ろくに利益も出ていない会社にまちがえて入ってしまったら、
あなた自身がどんなに一生懸命まじめに働いても、
給料はまわりの同年代の人たちより安くなってしまうので注意して下さい。
逆に言えば、現時点で学歴や仕事のスキルにあまり自信がない人でも、
転職活動をしっかりやってホワイトな企業に入れば、
同年代に給料やキャリアで差をつけることは可能ということです。
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まっていますよね。
これから転職活動を始める予定の方は、
ホワイトな会社の求人だけをピンポイントで狙って応募するようにしましょう。
給料の安いブラック企業は人間関係も最悪
ブラック企業に間違えて入ってしまうと、
人間関係も最悪な状況で働くことになりがちです。
みんな相場より安いお給料で不満抱えながら働いてるんで、
社員どうしで協力し合う社風とかないんですよね。
仕事って、お給料をたくさんもらえるなら多少きつくても耐えられるものです。
ですが、ブラック企業の場合は
仕事がしんどい上に給料も安い…。
という地獄のような状況でみんな精神的に追い込まれてるんで、
いつもイライラしていて新人の教育とか興味ないんです。
私が20代若手の頃に実際に経験した職場で言えば、
↓例えばこんな感じですね。
(いま思い出すだけで胃がキリキリしてきました…)
- 先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!…など無理な指導をされていつまでたっても仕事ができるようにならない。
- 新人なのにいきなり客先訪問をさせられ恥をかかされる。
- まだ教えてもらっていない仕事内容でミスして怒鳴られる。
- 仕事が終わってないのは仕事が遅いやつの責任ということで入社1ヶ月目からサービス残業させられる(労働基準法のルールを平気で破る)
- ほとんどの新人はどうせ辞めていくから、きちんと指導しても意味がない…という感じで先輩が仕事を教えてくれない。
- 職場で無視され、放置されて何をしたらいいのかわからずウロウロする…。
↑ブラック企業で働く若手の職場環境なんてどこもこんなもんです。
私も新卒で入った会社をすぐにやめて別の会社に転職していたので、
ある程度の冷たい対応は覚悟してたんです。
でも、さすがにこの会社の環境は耐えられなくて数ヶ月で転職しました…。
(その後、次こそは絶対失敗したくない!と思って気合を入れて転職活動した結果、なんとかホワイト企業に入り込むことができました)
一度入ってしまった会社は辞めるのが難しい
一度入社してしまった会社って、
たとえブラックだと気づいても
退職するのが意外に難しい(めんどくさい)こともあります。
もちろん、職業選択の自由って誰でも憲法で認められてる人権なんで、
どんな職場でも仕事を辞めるのは自由ですよ。
ですが、退職の時って1ヶ月前までに退職願を出さないといけないとか、
- まずは直属の上司に退職意思を伝えて、
- その後に部門長に呼び出されて、
- その後さらに人事部に行って…
みたいに、めっちゃめんどくさい社内手続きがあったりするんですよね。
上司や管理職って部下に退職されると自分の人事評価が下がるんで、
いろんな上司のところに話をしに行くたびに
「もうちょっと頑張ってみたら?俺の若い頃は…」
…とかめんどくさい説教されるんで、
さらに精神的に疲弊させられます。
「どうせ辞める会社だからテキトーにやればいいじゃん」
と思われるかもしれませんが、実はそうもいきません。
こういう退職の手続きって適当にやってしまうと、
自分の職歴としてマイナス要素が残る可能性があるんで絶対に手が抜けないんです。
会社の人事部が採用時に参考にする情報として、
雇用保険の加入記録というのがあるんです。
そこに変な履歴を前の会社につけられたりすると
あなたのキャリアに傷がついたりします。
特に大手企業ではこういうのは厳しくチェックしてます。
こういうめんどくさい社内手続きや
上司の引き留めをぐだぐだやってるうちに、
数ヶ月〜1年ぐらいは普通に経ってしまいます。
そう考えると「20代のフレッシュな若手」として会社選びができる期間って意外に短いんですよね。
10年後、20年後になってから「こんなはずでは…」ってなりたくない人は、20代の若手の時点でホワイト企業に入社するようにしましょう。
20代はまちがってもハロワで求人を探すな
現在、ほとんどの人は転職サイトで求人探しをすると思いますが、
「実は求人はハロワで探してます…」という人が
若い人にも意外に多くてびっくりすることがあります。
ハロワって公的機関なんでなんとなく安心感があるのはわかりますが、
結論から言うと20代の人がハローワークを使うのはまずやめといた方が良いです。
ハロワって政府が失業対策や
セーフティネットとして運営している組織です。
言い方は悪いですが、
↓ハロワってこういう
仕事がどうしても見つからなくて苦しんでいる人
向けに政府が求人を紹介してくれる場所なんです。
- 中卒とかで社会に出てしまって全然仕事がない人とか
- 30代後半〜40代以上で家族もいるのにいきなり会社にリストラされてしまった人とか、
- 年齢60代以上でリストラされ、年齢を理由にどこにいっても断られてしまう人とか、
まさか…と思われる人は、実際にハロワに行って窓口で順番待ってる人たちを見てください。
(きっと私のお伝えしたいニュアンスが伝わると思います)
ハロワの求人に応募してしまうと、
必然的に安いお給料で買い叩かれる可能性がきわめて高くなります。
公的機関のハロワでもブラック企業の求人が省かれているわけではまったくないです。
ハロワって企業側は無料でいくらでも求人を出せるので、
業績が悪いのに人手不足なブラック企業が、
広告費をケチるためにハロワで求人募集をかけるケースってめっちゃ多かったりしますからね。
民間企業が運営している転職サイトの場合は、
企業側は求人掲載するために広告費が必要になります。
私たち仕事を探す側が転職サイトを無料で使えるのは、
転職サイトが企業側の負担する広告費で運営されているからです。
実際、私が20代のころに応募したブラック企業の求人は、
ハロワの窓口職員さんが「ここはおすすめですよ!」ってすすめてきた求人でした。
(当時は私も「ハロワの人って公務員みたいなもんだから変なことは言わないだろう」って思って、安易に信用してしまいました…)
ハロワの職員さんって、彼ら自身が非正規職員だったりしますし、
良い求人を紹介しても別に自分の成績になるわけではありませんから意外にテキトーなんですよね…。
20代若手や第二新卒の求人専門の転職サイトを使おう
\ 未経験OKの求人多数あり!/
変な求人にまちがえて応募したくない人は、
↑やはり民間の転職サイトで求人を探すのが無難です。
特に、いま20代の人や第二新卒の人は
20代若手層むけの求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
なお、リクナビなどの大手転職サイトは20代の人は使わない方が良いです。
大手の転職サイトって、30代後半以上の実務経験豊富な人向けの求人紹介がメインだからです。
20代の人がリクナビで求人探しても、
「自分の職歴では応募できる会社が1件もないんだけど…」みたいなことになりがちなんですよね。
(これ、かなり絶望的な気分になるので要注意)
- 新卒就活だと激戦すぎて入社できない上場大手企業の第二新卒OK求人
- 将来的に年収1000万円も狙える経営コンサル企業の20代向け求人
- 人事や法務・マーケティングなど人気職種の未経験OK求人
- 月の残業時間10時間以内のワークライフバランス求人
- テレビCM等で誰でも名前を知っている超大手企業の求人
>>第二新卒やフリーターもOK!
20代専門の転職サイトで求人を見てみる
くりかえしになりますが、
20代の転職は「どういう会社に入るか?」でほぼ決まります。
ホワイトに入るか、ブラックに入るかで
10年後に稼げる年収額はまったく違ってきますよ。
30代〜40代の働き盛りの年代になったころに、
まわりに年収で負けてるのって悔しいじゃないですか。
社会人生活って今後30年も40年も続くことですから、
20代のタイミングでしっかりとキャリア構築を意識して会社を選ぶのが大切ですよ。
これから転職活動を始める人は、ブラック企業の求人があらかじめ排除されている転職サイトで求人を探すようにしてください。
今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ
私のブログを読んでくださっている方の多くは、
↓おそらくこんな感じだと思います。
(こういう人向けに記事を書いています)
- 今すぐ転職するかどうかはわからない。でもさすがに今の会社で老後まで一生働く…とかは考えられない。
- 現在はいろいろ情報を集めている段階(転職活動についてまだ具体的な行動アクションはしていない)
- 学生時代の就活は経験あるけど、社会人の転職活動は何から始めればいいのかいまいちよくわからない…。
↑私も大学出てすぐ〜30代の今まで、
転職活動は何回もやってきたんでよくわかります。
転職活動とかはっきり言ってめんどくさいですよね。
家に帰ってきたらクタクタでパソコンの電源つけるのすらめんどくさいのが普通です。
ただ、今すぐ転職する気はない人も転職サイトへの無料登録だけは今のタイミングでやっといた方が良いです。
仕事のストレスや疲労が限界まで溜まってくると、
転職サイトに登録する気力すらなくなりますからね。
(そうなるとズルズルと先延ばしになり、気づいたらもう年齢20代後半…なんてことになりがちです)
転職サイトで無料アカウントだけでも作っておくと、
自分で指定した年収などの条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
なんとなく気になった求人が見つかったら、
情報としてブックマーク保存しておきましょう。
これやっとくだけでもいざとなれば転職もあるという選択肢を確保することができるんです。
いい意味での「逃げ道」を作っておくことができますから、
今の状況でストレスや過労でどうしようもなくなる前に
転職という対抗策を取ることができます。
転職サイトは最初から最後まで完全無料で使うことができます。
今すぐは転職できない人も無料アカウント登録だけは早めにやっておきましょう。
この先、どうしても転職しないとやってられない…となったときに、
すぐに行動を起こせるようにしておくのがたいせつですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
20代の転職活動がうまくいくか?うまくいかないか?って、
結局は良い求人に出会えるか?によって決まってしまうケースが多いです。
転職活動も出会いの要素が重要(というかほとんどすべて)なんですね。
どんなに能力的にハイスペックでも、
たまたま良い求人に出会えなくて
ブラックでしかたなく働いている…という人はたくさんいますし、
逆に学歴も能力もごくフツーの人だけど、
運良くホワイト企業の求人に出会えて
高いお給料で楽しく働いている人もいます。
これって恋愛と似てたりします。
イケメンや美女なのにたまたまいい人と出会えなくて、
人生で彼氏・彼女できたことないです…って人はたくさんいますよね。
つまり、本人のスペックには問題がないのに、
これまで異性と出会った回数が少なすぎるのが原因でうまくいってないケースです。
そういう人はまずは出会い系でも合コンでもなんでもいいので、
とりあえずは異性と出会う回数を増やすのが重要になるでしょう。
転職活動もこれとまったく同じ。
どんなに能力ややる気に自信があっても(どんなイケメン美女でも)
まずたくさんの企業求人を見てみないと(出会いの場に出てないと)
良い会社には転職することはできません(彼氏・彼女はできません)
いまの会社でこの先ずっと働くことはないかも…
しばらく無職やってたけどさすがにもうやばいかも…
↑などなど、転職を意識し始めたらなるべく早いタイミングで、
転職サイトをフル活用して、
たくさんの求人を見るようにしてください。
転職サイト内で希望する年収額や勤務地、
残業時間の上限などを条件指定しておくと、
それにマッチする求人が出てくるたびに最速で自動通知してくれます。
良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておきましょう。
これをなるべく早いタイミングで初めて、
とにかくたくさんの求人を見てみる(=いろんな異性と出会ってみる)のが大切です。
転職サイトから送られてくるおすすめ求人を
日常的にチェックするクセをつけておくと、
- 「自分の職歴や年齢だと、だいたいこのぐらいの年収相場なんだな」とか、
- 「この会社、ずっと求人募集かけてるけど、ひょっとして人が入ってはすぐ辞めていっている会社なのかな」
↑とかいったように、いろんな気づきがあるはずです。
恋愛でもいろんな人とたくさん会っていると、
なんとなく相手を見る目が養われてきますよね。それと同じです。
転職サイトは無料で使えるものですのでなんのリスクもありません。
転職サイトで見ることができるナマの求人情報から情報を読みとるようにしてください。
X(旧Twitter)やYouTubeを見て転職関連の情報探すよりも
はるかに良い情報リサーチになりますよ。
20代の転職活動は行動が早いか遅いかで決まります。
学歴や職歴、現時点での能力スキルとかまったく関係ありません。
過去の実務経験や職歴で判断される30代以降とは違って、
20代は「いかにしてホワイト企業の求人に出会う確率を上げるか?」で
転職の成功/失敗が決まってしまうんです。