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仕事の悩み

ハローワーク職業相談の持ち物は何が必要?当日の流れや質問内容・活動実績について解説

  • ハローワークの職業相談に行くときにはどんな持ち物が必要?
  • 相談員とはどんな話をするの?
  • 説教されたりしない?
  • 失業保険の活動実績づくりのためだけに職業相談を利用してもいい?

転職にあたって何かとお世話になるのがハローワークですね。

この記事では、これからハローワークの職業相談にいかれる予定の方向けに、以下のような内容を説明しています。

  • 必要な持ち物
  • 職業相談を利用する上での注意点
  • 最短で転職を成功させるためのポイント

ハローワークが公式で出している情報にプラスして、

私自身が実際にハローワークで職業相談をしたときの体験談も書いていきますので、参考にしてみてください。

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ハローワーク職業相談の持ち物一覧(最低限持っていく必要があるもの)

ハローワーク 職業相談 持ち物

ハローワークの職業相談にいくときには、

↓最低限、以下の持ち物を持っていきましょう。

ハローワーク職業相談の持ち物

  1. ハローワークカード(ハローワークに初めていく人は持ってなくてもいいです)
  2. 雇用保険受給資格者証

「必須ではないけど、職業相談時に持って行くと便利な持ち物」はこちら

1.ハローワークカードとは?

ハローワークカードとは、かんたんにいえば会員証のようなものです。

初めてハローワークを利用するときに、受付で発行してくれます(全国どこのハローワークでも使えます)

ハローワークカードは、職業相談だけでなく、求人検索用パソコンの利用、セミナー受講など、ハローワークが提供しているサービスを受けるときに必要です。

2.雇用保険受給資格者証

雇用保険受給資格者証は、失業手当をもらえる資格があることを証明する書類です。

かんたんにいえば、「失業中で仕事を探している」ということを証明する書類ですね。

失業中の人でも、仕事を探す意思がない人は失業保険を受け取れないので注意してください。

この「仕事を探す意思」があること証明するのが、後で説明する「活動実績」です。

雇用保険受給資格者証は、ハローワークで定期的に行われる「失業手当受給手続き後の説明会」で渡されます。

職業相談などを行った際には、雇用保険受給資格者証にハローワークの職員さんがハンコを押してくれます。

(失業保険を受給するためには、毎月の「認定日」までに最低でも2回以上は活動実績を作っておかないといけません)

このハンコがないと、失業給付の要件にある職業相談実績として認められません。

失業保険をきちんと受給するためにも、職業相談のときには雇用保険受給資格者証を必ず持参しましょう。

必須ではないけど職業相談時に持って行くと良い持ち物一覧

求人の紹介を本格的にしてもらいたいときには、

上で説明したハローワークカード雇用保険受給資格者証の2つに加えて、以下のようなものを持っておくと良いです。

必須でないけど持っておくと良い

  • ハローワークカード(必須)
    ハローワークに初めていく人は必要ありません。
  • 雇用保険受給資格者証(必須)
    失業保険受給手続きの説明会でもらえます。
  • 履歴書
    職業相談のとき、すぐにでも求人に応募したい場合は持参しておくとスムーズに手続きができます。
  • 職務経歴書
    経験してきた仕事の内容が明確になるので、相談員から経歴にあう仕事が紹介してもらえます。
  • 求職活動としてどんなことをやっているか?をまとめたメモなど
    求人活動の実績を相談員さんと共有することで、今後の求職活動について具体的なアドバイスをもらえます。
  • 筆記用具
    意外に忘れがちです。自分が相談員にどんな相談をしたのか、どんなアドバイスをもらったのかをメモしておきましょう。
  • スケジュール帳
    職業相談のときにその場で面接日時を調整することもあるので、すぐに自分のスケジュールを伝えられるようにしておきましょう。

ハローワーク職業相談【当日の流れ】

職業相談を受けにハローワークに行く場合、

↓当日の流れは以下のようになります。

  1. ハローワークの受付でハローワークカードを渡す
    初めての人はまだハローワークカードがないので、初めて来たことを伝えると必要書類に記載するように言われます。
  2. 職業相談に来たことを受付で伝える
    ハローワークにはいろんな人が来るので「何をしに来たのか」をきちんと伝えるようにしましょう。
  3. 番号札を渡されるので、待合席で待つ
    待ち時間はハローワークの求人検索機(パソコン)で仕事の検索もできます。
  4. 番号を呼ばれたら相談窓口に行く
    相談員の職員さんと話をしましょう。
  5. 相談が終了したら雇用保険受給資格者証にハンコをもらって終了
    雇用保険受給資格者証にハンコをもらわないと「活動実績」になりませんので注意しておきましょう。

【職業相談の実際のやりとり】どんな感じで会話が進むの?

↓過去に私がハローワークの職業相談を利用したときには、以下のようなやりとりをしました。

  • 職員さん
    「職員の鈴木(仮名)と申します。今日はよろしくお願いします。」

  • 「こちらこそ、よろしくお願いします。」
  • 職員さん
    「雇用保険受給資格者証かハローワークカードをお持ちですか?」

  • 「こちらです。よろしくお願いします(雇用保険受給資格者証を提示すると、スタンプを押してくれます)」
  • 職員さん
    「本日は職業相談ですね。求職活動の状況はいかがでしょうか?」

  • 「まだ具体的にこの求人に応募したい、というところまではしぼりこめていません。可能性がありそうな求人を教えていただきたくて相談に来ました〜(以下、質問したいことをいろいろ聞く。質問内容の例はこちら
  • 職員さん
    (質問に答えてもらった後)「他にも知りたいことは何かありますでしょうか?」

  • 「いえ、今日のところは大丈夫です。どうもありがとうございました。」
  • 職員さん
    「そうですか。本日はお疲れ様でした。求職活動がんばってください」(雇用保険受給資格者証を返してくれます。活動実績の証明となるハンコが押されていると思います)

  • 「どうもありがとうございました。」

ハローワークの職業相談というのは長くても10分程度で終わります。

また、「この求人に応募したい」というところまでまだ決まっていなくても、職業相談は利用できます。

相談員さんと相談しながら応募する求人を決めてもOKなので、割と軽い気持ちで相談に行っても問題ありませんよ。

逆に、具体的な求人を持って行くとその場で応募するところまで手続きが進むこともありますので、注意しておきましょう。

ハローワークの職業相談についてよくある質問

ハローワークの職業相談について、良くある質問と回答をまとめました。

参考にしてみてください。

職業相談についてのよくある質問

  1. 「失業保険を受け取るための活動実績だけがほしい」人も職業相談を使っていい?
  2. ちょっとでも早く職業相談を完了する方法は?
  3. 職業相談ではどんなことを質問すればいい?
  4. ハローワークが混む時間帯っていつ?
  5. 職業相談では「ハンコ」をもらわないといけない?
  6. ハローワークの職員さんに説教されたりしない?
  7. ハローワークの職員にやる気のない態度を取られることはある?

【初めての転職活動】何からスタートすればいい?

1.「失業保険を受け取るための活動実績だけがほしい人」も職業相談を使っていい?

ハローワークの職業相談は様々な人が利用しますが、

↓おおきく分けて2つのパターンに分かれます。

  1. 今すぐでも転職や再就職をしたい人
    早く次の就職先を決めるために相談に行く!というガチな人です。
  2. いますぐ再就職する気はないけど、なんとなく仕事を探している人
    世の中にどんな求人が出回っているのか知りたい人や、
    失業保険を受給するためにとりあえずハローワークで活動実績を作っておきたい人など

2.の人についても職業相談は受け付けてくれます。

今すぐ再就職する気はないけど、なんとなく情報収集している」という状態は、立派な求職状態といえますからね。

ハローワーク職の職員さんもそのあたりのことはよく理解してくれているので、

遠慮なく職業相談を利用しましょう。

2.ちょっとでも早く相談を完了する方法は?

失業保険を受給するための活動実績作りのために、職業そうさんを利用するという人もいるでしょう。

この場合、あまり相談時間が長くなってしまうのは避けたいですよね。

↓ハローワークの職業相談を短時間で終わらせるポイントは2つあります。

  • 込み入った話にならないような相談内容とする
  • その場ですぐ紹介状を出されないような相談内容

↓順番に説明します。

込み入った話にならないような相談内容とする

1つは、込み入った話とならないような相談内容にすることです。

職業相談に求人票を持っていくなら、今までの職務経歴と関連のある仕事内容にしましょう。

今までの経験に近い求人なら志望理由としてわかりやすいので、込み入った話になりにくいです。

もしも、全く関係ない職種の求人票を持って行くと、

なぜこの仕事を希望されるのですか?」と理由を聞かれたり、

未経験でも応募可能か企業側の問い合わせたりといったことをされます。

また、場合によっては「ただの実績作りでは?」と疑われる可能性もありますので注意してください。

その場ですぐ紹介状を出されないような相談内容にする

もう1つは、その場ですぐ紹介状を出されないような相談内容にすることです。

求人票の企業について簡単な質問をしてから、最後に「もっと自分で詳しく調べて検討したい」、「持ち帰って家族と相談したい」と回答すればそこで話を終わりにすることができます。

相談員も、「再度こちらで検討します」というこちらからの気持ちが伝われば、無理に紹介状を出す理由がなくなるからです。

【初めての転職活動】何からスタートすればいい?

3.職業相談ではどんなことを質問すればいい?

ひとくちに「職業相談」といっても、

↓実際に相談にいくときの状況は人それぞれです。

職業相談に行く時の状況(分類)

  • 自分で求人票を選んで持って行く場合
  • 相談員に求人を探してもらう場合
  • 求人の検索方法や利用できる制度を知りたい場合

↓それぞれの場合について、あらかじめ用意しておくと良い質問例を紹介します。

自分で求人票を選んで持って行く場合

ハローワークの検索サービスを使って、興味のある求人を自分で見つけられたときには、

↓職業相談で以下のようなことを質問してみましょう。

職業相談での質問例

  • この求人に応募した人は、どれくらいの期間で採否結果が出ているでしょうか?
  • 週休二日とありますが、祝日はお休みでしょうか?また年休はいつから発生しますか?
  • この求人を出している会社は試用期間はあるでしょうか?あるとしたら期間はどのくらいですか?
  • この求人は今、何人くらい応募しているのでしょうか?
  • 賞与ありと書いてありますが、何ヶ月分ぐらい出るのでしょうか?
  • この求人は営業職ですが、目標やノルマがあるタイプの営業職ですか?(新規開拓ですか?それともルート営業ですか?など)

なお、職業相談の内容は全て記録されていますので、

全く同じ質問は繰り返せない点に注意が必要です。

相談員に求人を探してもらう場合

ハローワークの職業相談では、相談員さんにおすすめの求人を提案してもらうこともできます。

おおまかな希望を伝えればマッチする求人を出してくれますので、

↓以下のような質問を準備しておくと良いでしょう。

職業相談での質問例

  • あまりお客さんと接することがない仕事はありませんか?
  • 経験がなくてもできる仕事は近場にありますか?
  • 家から車で通勤できる職場はありますか?
  • 残業や休日出勤のない仕事はありますか?
  • ひとりで作業できる仕事はありますか?

【初めての転職活動】何からスタートすればいい?

ハローワークの利用方法について知りたい場合

ハローワークの求人検索にはものすごくたくさんの仕事が登録されているので、なんとなくで探していると日が暮れてしまいます。

検索方法についても相談員さんは教えてくれますので、あらかじめ質問しておくと良いでしょう。

また、ハローワークでは職業訓練などの制度を利用することもできます。

↓以下のような質問を用意しておきましょう。

職業相談での質問例

  • 職業訓練をうけるとどんなスキルが学べますか?
  • ダブルワーク可能な会社がいいのですが、どのように探せますか?
  • 求人票で過去に何度も募集をだしているか判断はできますか?
  • 同年代がいる会社がいいのですが、求人票で社員の年齢構成がわかりますか?

4.ハローワークが混む日や時間帯っていつ?

ハローワークが混み合うのは、失業保険の認定日金曜日の午後です。

また、雨の日よりも晴れの日の方が混んでいることが多いですね。

待ち時間を短くしたい人は、ハローワークが受付を始める8時30分に合わせて行くと良いですよ。

なお、相談を短時間で終わらせたい人は、逆に混雑する時間帯を狙った方が良いです。

相談員も人数が多いと長時間待たせるわけにはいかないので、短時間で終わらせる傾向があるからです。

5.職業相談では「ハンコ」をもらわないといけない?

ハローワークの職業相談時には、

雇用保険受給資格者証を相談員に渡し、ハンコを押してもらいます。

(これが失業保険を受給するための「活動実績」になります)

在職中に職探しをしている人はそもそも失業保険を受け取ることはできませんから、ハンコはもらう必要はありません(そもそも在職中の人は雇用保険受給資格者証がありません)

なお、ハローワークの職業相談以外でも、活動実績になるものはあります。

例えば、民間の紹介会社に相談にいったときや、就職セミナーに参加したときにも、

失業保険受給のための活動記録として扱ってもらうことができますよ。

6.職業相談にはいつのタイミングで行く?(在職中?退職後?)

ハローワークの職業相談は、いま在職中の人も、失業中の人も使うことができます。

(つまり、ハローワークは誰でも使えます)

初回にハローワークカードを発行してもらい、もよりのハローワークに出向いて職業相談の申し込みをしましょう。

ただし、失業保険給付の要件を満たすために職業相談にいく場合には、必ず離職後に行かないとダメです。

失業保険を受給するためには、離職後に失業給付手続きをして、

認定日までに2回以上の活動実績をつくる必要があります。

転職活動って何から始めればいいの?

7.ハローワークの職員さんに説教されたりしない?

ネット上でたまに「相談員に説教されて嫌な気分になった」という内容の記事を見かけますが、

相談員の方は基本的には親身に話を聞いてくれてアドバイスをしてくれます。

相談員さんは毎日たくさんの求職者を相手にしているので、

いちいち説教していたら時間も取られ、体力が持たないというのもあるのかもしれません。

ただし、あからさまな実績作りがバレたり、

社会人として非常識な態度で相談したときには不機嫌な態度を取られても文句は言えませんね。

相談員さんも人間なのでイライラしているときもあるでしょう。

8.ハローワークの職員にやる気のない態度を取られることはある?

「ハローワークで職業相談したけど、やる気があるのかないのかわからない態度を取られた」という口コミもよく見かけます。

ハローワークの職員さんというのは公務員ですから、

あなたの転職を成功させてもお給料が上がるとか、実績になるとかいったことはありません。

ハローワークは良くも悪くも「お役所」です。

決められた仕事はきっちりしてくれますが、

あなたの再就職や転職を強めにプッシュしてくれるといったことは基本的に期待できません。

  • もっと積極的に転職の後押しをしてほしい
  • 年収の交渉を自分の代わりにして欲しい
  • 企業側との面接に同席してほしい
  • 志望動機や職歴書の内容を添削してアドバイスして欲しい

↑こういったニーズがある方は、

ハローワークより民間の転職支援会社を使った方が早く再就職が決まるかもしれません。

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